忍者ブログ

シャングリラ学園シリーズのアーカイブです。 ハレブル別館も併設しております。

身体の目印

 明日はハーレイが来てくれる日。母に「早く寝るのよ」と言われなくとも、ブルーは早めに寝るつもりだった。お風呂に入ったら夜更かしをせずに直ぐにベッドへ行かなければ。
(本の続きは明日にしようっと)
 ベッドで読むとついつい夜更かししてしまう。それくらいなら朝早く起きて読んだほうがいいと判断をして、ブルーは本を閉じ、バスルームに行った。
 ゆったりと手足を伸ばして浴槽に浸かり、一向に大きくなってくれない身体を眺める。前の生の自分も細かったけれど、今の身体は細いどころか小さすぎだ。
(…あと二十センチ…)
 ソルジャー・ブルーだった頃の背丈は百七十センチ。たったの百五十センチしか無いブルーとの差は二十センチで、その差が埋まってくれない限りは大好きなハーレイとキスも出来ない。本物の恋人同士になるなど夢のまた夢、いつになったら初めてのキスが出来るやら…。
(一年で二十センチは無理だよね…)
 いくら成長期でもそんなに伸びてはくれないだろう。前世の自分はアルタミラからの脱出直後にぐんぐん伸びたが、あの頃は定期的に測っていなかったから、どのくらいかけて百七十センチまで成長したのか分からない。
(…それに環境も違うものね…)
 成人検査を受けた直後の姿で何年くらい成長を止めていたのか。その反動で早く成長したのかもしれない。だとしたら前世のような目覚ましい伸びは期待出来ないし、今の姿が成長期のそれだと考えること自体が間違いなのかも…。
(もっと先にしか育たないかも…)
 学校のクラスメイトたちを見ていても、目立って伸びている子はいなかった。母の友人には卒業間近で急に伸びた人もいたというから、十四歳の今が一番伸びる時期とは限らない。
(…うん、きっとそうだよ、来年になったら伸びるとか…)
 来年までは長いけれども、このまま伸びないよりはいい。ハーレイは「ゆっくり育てよ」とよく言うのだが、いつまでも小さいままなのは嫌だ。ハーレイと早くキスをしたいし、その先だって。
(早く大きくなりたいよ…)
 前と同じに、と溜息をついてバスルームを出た。身体を拭いて、パジャマに袖を通す途中で鏡に目がいく。其処に映った細っこい自分。ソルジャー・ブルーよりもずっと小さく、顔立ちも子供。
(うーん…)
 全然ダメだ、とガッカリした。十四歳の「小さな子供」が鏡の中に映っている。ハーレイと恋人同士だった自分は、もっと背が高くて大人びていて…。
 見れば見るほど悲しくなってくるから、ブルーは急いで自分の部屋へと引き揚げた。



 鏡に映る自分はいなくなったけれど、ベッドに入ろうと腰掛けた所で目に入った手。両方の膝にチョコンと置かれた小さな手の甲。前の生では手袋に覆われていることが多かった手。
(えーっと…)
 その手を見ていて、ふと考えた。
(…おんなじなのかな?)
 十四歳の自分の身体。前の自分とそっくり同じだと思うけれども、本当に前と同じだろうか?
(ぼくの身体はぼくのだけれど…。これってホントに前とおんなじ?)
 SD体制の頃と違って、今の自分は自然出産で生まれた子供。それに生まれた時からアルビノの子供で、其処は前世と大きく違う。前の生では成人検査が引き金になってアルビノに変わり、その前は金髪に青い目だった。
(…もしかして、別の身体なのかも…)
 急に心配になってきた。顔は同じだと自分でも思うが、馴染んでいた顔は十四歳の顔ではなくてソルジャー・ブルーだった頃の顔。十四歳の姿で長く過ごしたとはいえ、アルタミラでは鏡に顔を映す余裕などまるで無かったし、脱出した後もそれは同じだ。
(…そっくりなんだと思ってるけど、でも本当は違うとか…?)
 同じなのだと思いたい。百七十センチまできちんと育って、あの頃のような姿になれる身体だと信じたいけれど、何処に証拠があるだろう?
(…ハーレイが前とそっくりだから、ぼくもそっくりになるんだろうけど…)
 神様がそういう身体を選んでくれたとブルーは思うし、ハーレイも「前の自分とそっくり同じに育つ器が見付かる時まで生まれ変わらずに待ったのだろう」と言うのだが…。
(でも、ハーレイもホントに同じか分からないよね?)
 自分の手でさえ前と同じか自信が持てない。顔と違って鏡に映さなくても見える部分で、多分、一番頻繁に目にした身体のパーツ。ところが前の生では殆どの時間が手袋の下で、それを外す時はお風呂か、でなければ…。
(ダメダメダメ~~~っ!!)
 顔がカアッと熱くなる。
 ハーレイとベッドで過ごす時には手袋をはめていなかった。でも、自分の手はハーレイの背中に回されているか、ハーレイの手と絡み合っているかで、じっくり眺めるどころでは…。
 そのハーレイ。
 キャプテン・ハーレイそっくりに見えるハーレイは前とそっくり同じだろうか?



 熱くなった頬が鎮まるのを待ち、ブルーは前の生の記憶と今の記憶を重ねてみた。
 誰よりも大好きでたまらないハーレイ。いつでも側に居たいと思うし、居て欲しいと心から願う恋人。前の生でもそうであったし、今の生でも変わらない。
 叶うものなら片時も離れず過ごしたいのに、今も前世もそれが叶わない自分たち。だから僅かな逢瀬でさえもハーレイの姿を心に刻む。会えない時には思い浮かべてハーレイを想う。愛しい姿を忘れはしないし、いつでも心に描くことが出来る。
(…ハーレイ、前とおんなじかな?)
 遠い記憶の中のハーレイと、今の記憶にあるハーレイと。
(んーと……)
 顔はそっくり同じに思えた。印象的な褐色の肌の色まで前と同じで、眉間の皺の寄り具合まで。もちろん髪や瞳の色は微塵も違わず、ソルジャー・ブルーの記憶そのまま。
(身体だって多分、おんなじだよね?)
 キャプテンの制服を着たハーレイと、今のハーレイ。体格が違うようには見えない。服に隠れた部分までは分からないけれど…。
(…ハーレイ、服は脱がないもんね)
 考えた途端に気が付いた。今のハーレイは服を着た姿しか知らないけれども、前世では違った。青の間で、あるいはハーレイの部屋で、服の下にある逞しい身体を目にしていた。
(……………)
 愛し合う前に、愛し合った後に。部屋で、バスルームで、それを見ていた。自分の細い身体とは正反対のハーレイの身体に見惚れていた。あのガッシリとした大きな身体が好きだったけれど。
(…ぼ、ぼくって、どうして見ていられたわけ!?)
 もう恥ずかしくてたまらない。思い出しただけで顔が熱くなるのに、それをウットリと見ていた自分はどれほど度胸があったのだろう?
 恥ずかしさを堪えて懸命に記憶を辿ってみた。大きな身体に何か目印は無かったのかと。
 ほくろとか、小さなアザだとか。
 そういう何かがあったなら、と思うけれども覚えが無い。もしもそういう印があったら、度胸があった前の自分がまじまじと見ない筈が無い。
(…だけど見えない所もあるしね?)
 きっと、と心で呟いて遠い記憶が入った箱を閉じる。
(そうだ、ハーレイに訊いてみようっと!)
 自分たちの身体は本当に前と同じものなのか、ハーレイの意見も聞かなくては。
 背丈のことはもう、どうでも良かった。それは純粋なブルーの興味。前の身体と今の身体は同じものなのか、別なのかと。



 次の日、訪ねて来たハーレイと自分の部屋でテーブルを挟んで向かい合ったブルーは早速、例の質問をハーレイにぶつけた。
「ねえ、ハーレイ。その身体、前の身体と同じだと思う?」
「身体?」
 いきなり訊かれて、ティーカップを傾けていたハーレイの手がピタリと止まる。
「何の話だ?」
「身体だってば! ハーレイ、キャプテン・ハーレイだった頃とそっくりだけど…。その身体って前と同じなのかな、って。…どう思う?」
「そういう意味か…。急に何事かと思ったぞ」
 質問は順序立ててしろ、と教師らしい意見を述べてからハーレイはカップをコトリと置いて。
「お前の言う同じ身体というのは遺伝子的にか? それとも見た目か?」
「んーと…。遺伝子的には、どうなんだろう? ハーレイも、ぼくも」
「そいつは恐らく別物だろうな、何処かは同じかもしれないが…」
 遺伝子的に全く同じということは無い。それはブルーにも理解出来る。クローンででもない限り不可能だったし、同じだったらそれこそ奇跡だ。奇跡は存在するけれど。…ハーレイとこの地球で再会した今、奇跡はあるのだとブルーは信じているけれど…。
「やっぱり遺伝子レベルじゃ別だよね…。じゃあ、見た目は?」
「…少なくとも俺の手は俺の手だな」
 ハーレイは自分の両手を目の前に並べ、じっと見詰めた。
「うん、間違いなく俺の手だ。前の俺の手も、こういう手だった」
「覚えてるんだ?」
 凄い、とブルーが感心すると「なんとなく…だがな」と苦笑が返った。
「俺はけっこう自分の手ってヤツを目にするチャンスがあったしな。…シャングリラの舵を握っていた手だ、そう簡単には忘れんさ」
「そうなんだ…。ぼく、自分の手に自信が無いよ。いつも手袋をはめていたもの」
「いや、それはお前の手だと思うが?」
 ハーレイがテーブルに乗せられたブルーの両手に目を細める。
「小さいが、そいつはお前の手だ。…俺は絶対に間違えん。俺だけが見ていた手なんだからな」
 手袋の下を。
 その意味にブルーは赤くなったが、ハーレイの自信に嬉しくもなった。そこまで自分を見ていてくれたハーレイならば、ブルーの身体が前世と同じなのかも答えてくれるに違いない…。



 手袋に隠されていた手と同じくらい、自分では記憶があやふやな身体。そんな自分がハーレイの身体は覚えていた。これという目印になるものは無かった、と記憶していた。
 なら、ハーレイも覚えている筈。ブルーの身体に目印になる何かがあったか、無かったかを。
「ハーレイ、ぼくの手が前と同じだったら、ぼくの身体もおんなじなのかな?」
 ブルーは小首を傾げて尋ねた。
「ぼくはハーレイの身体の目印とかには全然気付いてなかったんだけど…。ほくろとかアザとか、ぼくにはあった?」
「…目印だと?」
「うん。前の身体にはこんなのが、っていう目印。ハーレイには一目で分かる印は無かったと思うけれども、ぼくの身体にはあったのかな、って」
 それは本当に純粋な興味。昨夜、前世のハーレイの裸体に頬を染めたことをブルーは忘れ去ってしまっていたし、問われたハーレイにも質問の意図はよく分かる。小さなブルーが良からぬ魂胆で持ち出してきた妙なものではないらしいことが。
 だからハーレイは小さく笑って答えてやった。
「…残念ながら、無かったな。お前の身体には小さな傷一つ無かったさ」
 研究者どもは見事な仕事をしていたんだな、と鳶色の瞳が少しだけ翳る。
「前のお前に聞いた話じゃ、実験で火傷も凍傷も…。それだけじゃない、切り刻まんばかりの酷い実験もあったと聞くのに、そんな傷痕は一つも無いんだ。あいつら、また実験をするために…」
「うん。治さないと使い物にならないものね」
 苦しかったアルタミラでの研究所時代、ブルーは貴重なタイプ・ブルーのサンプルとして丁寧に扱われ、治療をされた。地獄のような苦痛を与えられた後でベッドに運ばれ、癒えるまでは実験も行われない。ブルーの身体が完全でないと、正しい結果が得られないから。
 どんな火傷も刻まれた傷も、全て完璧に治療する。それが彼らの方針だったが…。
「なんだか残念…。一つくらい何かあれば良かった…」
 溜息をついたブルーに、ハーレイが「いいや」と首を横に振った。
「俺は何ひとつ無かったことに感謝しているぞ」
「なんで? ぼくは目印が欲しかったのに…。ほくろとかアザも無かったわけ?」
「無かったな。本当に綺麗な肌をしてたさ、前のお前は。…そして俺が感謝している理由は二つ。一つはお前に傷が一つも無かったことだ」
 もしもあったなら目にする度に苦しかっただろう、とハーレイは言った。
 その傷をブルーに残した者が憎くて、引き裂きたい気持ちになっただろうと。



「…お前の身体に傷が無かったから、アルタミラを忘れて過ごすことが出来た。…お前との時間に酔うことが出来た。あの時間だけは思い出さずに済んだんだ。お前を苦しめた遠い過去のことを」
 俺が知らなかった時代のことを、とハーレイの顔に苦渋が滲んだ。
「お前は俺の知らない所で酷い目に遭って、それでも人類を憎まなかった。…研究者たちでさえ、マザーの命令に従っただけだと許していた。だが、俺がお前の受けた仕打ちを知っていたなら…。たとえお前が許すと言おうと、決して許せなかったと思う」
 もしも傷痕が残っていたら…、とハーレイは呻く。
 自分はブルーが受けた仕打ちを片時も忘れず、人類を憎み続けただろうと。
「お前に傷一つ無かったからこそ、人類と手を取り合いたいというお前の意見にも賛成出来た。…しかしお前に傷があったなら、俺はヤツらを許せなかった。そうせずに済んだのが感謝の理由だ」
「…そっか……」
 ごめん、とブルーは謝る。ハーレイはブルーを苦しめた者が憎いと言うけれど、そのハーレイも過酷な実験をされていたことを知っているから。それなのに自分が受けた苦痛よりもブルーの身に起こったことばかり案じ、その傷痕が無いことに安堵を覚えていたと言うから…。
「何を謝る? 俺が勝手に思ったことだ。それに苦しんだのはお前の方だ」
「でも…」
「俺は感謝していると言ったんだ。お前に傷が無かったからな」
「じゃあ、もう一つの理由って、何?」
 ブルーは赤い瞳でハーレイを見上げた。
 自分の身体に何ひとつ目印になるものが無かったことにハーレイが感謝する理由は二つ。一つは今ので分かったけれども、もう一つの理由は何だろう?
「…もう一つか? ほくろにしろ、アザにしろ、もしも何かがあったなら。お前、今、確かめろと言い出すだろうが? 同じ目印が今もあるのか、と」
「うん。だって自分じゃ分からないもの、あるんだったら調べて欲しいよ」
 自分では分からない、前の身体に在った目印。
 それが小さな傷であっても、ほくろやアザの類だとしても、今の身体にあるのか知りたい。同じ所に同じほくろやアザがあるのか、それとも今は何も無いのか。
 その目印があれば嬉しいし、無くてもそれも嬉しいと思う。新しく貰った今の身体は、どちらにしても奇跡だから。前と全く同じであっても、別物の身体であったとしても…。



 ハーレイなら知っているかもしれない、と期待してしまった前世の身体にあった目印。どうやら目印は無かったらしいが、それを確かめて欲しかったハーレイは何に感謝をするのだろうか?
「ねえ、ハーレイ。…なんで、ぼくに目印が無かったら感謝するわけ?」
「お前、自分で言っただろうが」
 ハーレイが苦い顔をした。
「あるんだったら調べて欲しいと俺に自分で言わなかったか?」
「言ったけど…。それがどうかした?」
「そいつが俺は困るんだ! あったら調べさせられるからな、お前の身体を!」
「そうだけど…」
 なんで困るの? と口に出す前にブルーは気付いた。ハーレイが困るブルーの身体にある目印。小さな傷でも、ほくろやアザでも、それが今も在るかどうかを調べるためには…。
「そっか、目印、足なら良かった? あったとしても」
「………。足も困るな、お前が自分で気が付きそうな所以外は困るんだ、俺は!」
 普通に見える所ならいいが、お前が脱がないと見えない所の目印は困る。そんな目印が無かったことに感謝している、と告げるハーレイの顔は赤くて。
「ふふっ、ハーレイ、真っ赤になってる!」
「誰が真っ赤だ、そこまでじゃない!」
 せいぜい頬が赤い程度だ、とハーレイはブルーの頭を軽く小突いた。
「子供のくせに大人をからかうな!」
「でも、赤いもの! そんなハーレイ、珍しいもの!」
 ブルーはクスクスと声を立てて笑う。
 前の身体と今の身体が同じかどうかを知りたいと思っただけなのに…。
 思いもかけずにハーレイの赤くなった顔が見られて、ちょっと嬉しくて得をした気分。
(こんなハーレイ、ホントに滅多に見られないものね)
 いつも落ち着いていて、大人なハーレイ。
 キスを強請っても軽くあしらわれてばかりの自分の言葉で、そのハーレイが真っ赤になった。
 前の身体と今の身体が同じかどうかを確かめる目印が無かったことが少し残念。
 何か目印があったなら…。



(…何処かにあったら良かったな、ほくろ)
 アザでもいいな、とブルーはクスクスと笑い続けながら考える。
 そういう何かがあったというなら、是非ハーレイに今もあるのか調べて確かめて欲しかった。
(…背中がいいかな、それとも腰とか…?)
 ふふっ、と笑いは止まらない。
 ブルー自身には見えない部分で、ハーレイには馴染み深い場所。そういう所は沢山ある。前世でハーレイが愛してくれた場所がブルーの身体には沢山、沢山…。
(お尻だったら、調べてって言ったらパニックかもね)
 狼狽えるハーレイが目に見えるようだ。
 そんな目印を見てはいないと誤魔化して必死に逃げを打つとか、あるいは忘れたと言い出すか。
(…まさかホントは知っているくせに、そういうトコロだから知らんふりとか…?)
 一瞬、そうとも考えたけれど、ハーレイに限ってそれは無い。自分の質問に真面目に答えていたハーレイ。こんな結果になってしまうなんて、ブルー自身も思わなかったし…。
(目印、ホントに欲しかったな…)
 ハーレイが調べるのに困る所に、とブルーはまだ頬が赤いハーレイの顔をチラリと眺めた。
 ねえ、ハーレイ。
 前と同じ身体かどうかを教えてくれる目印が無いのもガッカリだけれど、それよりも。
 君がこんなに赤くなるなら、ホントに小さなほくろでいいから、一つ目印が欲しかった。
 君が調べるのに困る何処かに。
 困るから嫌だ、と言いそうな場所に。
 目印で困る君の姿を見てみたかったよ、ほんのちょっぴり。
 だけど目印は無いらしいから、赤くなった君で我慢する。正直な君が大好きだから。
 ぼくを子供扱いしているくせに、赤くなってくれる君が大好きだから……。




             身体の目印・了


※傷痕一つ無かった、前のブルーの身体。その代わり、ほくろやアザも無かったようです。
 同じ身体かどうかが分かる目印、あったら良かったかもしれませんね。ほくろとか。
 ←拍手してやろうという方は、こちらv
 ←聖痕シリーズの書き下ろしショートは、こちらv





PR
Copyright ©  -- シャン学アーカイブ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by 妙の宴 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]