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シャングリラ学園シリーズのアーカイブです。 ハレブル別館も併設しております。

研修の夜

「…遅くなってしまって悪かったな、ブルー…」
 寂しかったか、とハーレイは呟く。
 窓から海が見える研修先の宿で鞄から取り出した日記と一冊の写真集。窓の向こうの海はとうに暗くて、沖に漁火が瞬いていた。
 海水浴の季節はもう過去のもので、海に入るには寒すぎる秋。夜更けともなれば吹く風も冷たいことだろう。そう思いながら机の上に日記を置く。それの隣に写真集を、そっと。
 青い地球を背景にしたソルジャー・ブルーの写真が表紙に刷られた『追憶』という名の写真集。世間に一番広く知られた、正面を向いたソルジャー・ブルー。強い意志を秘めた瞳の底に微かに揺らめく憂いと悲しみ。
 キャプテン・ハーレイであった頃のハーレイがブルーを失くした後に懸命に探し、ついに見出すことが叶わなかったブルーの表情。皆の前では見せることが無かったブルーの真の姿を、悲しみと憂いとを捉えた一枚の写真。恐らくは残された映像の中の、ほんの一瞬。
 前世の記憶を取り戻す前は「ソルジャー・ブルーといえば、この写真」としか思わなかった。
 しかし今では「これこそがブルーだ」という気がする。
 前の生で愛したソルジャー・ブルー。美しく気高く、その身をも捨てて皆を守ったミュウの長。
 全身全霊で愛した恋人。
 何処までも共に、と誓っていながら守ってやれずに失くした恋人…。



 その恋人の悲しすぎる最期を収めた最終章を持つ『追憶』の名の写真集。
 シャングリラの写真集を探しに行った書店で偶然、見付けた。その場では最後のページまで開く勇気はとても無かった。買って帰って書斎で開いて、前の生の記憶に取り込まれて泣いた。
 ブルーの最期を直接写してはいないけれども、人類軍が記録していた映像から起こした何枚もの写真。青いサイオンの尾を長く曳いて暗い宇宙を駆けるブルーの最後の飛翔。メギドの厚い装甲を破り、中へと消えた後はブルーの姿は見えない。
 一番最後に、爆発するメギドの青い閃光。ブルーの身体をこの世から消してしまった青い閃光。その瞬間までブルーが生きていたのか、それとも既に息絶えてしまっていたものか。ハーレイには今も分からない。
 けれども胸を締め付けられる。この時、ブルーを失くしたのだ、と。
 あまりにも辛い写真を収めた写真集だから、滅多にページを繰ることはない。それでもブルーの悲しみを思うと、「ハーレイの温もりを失くした」と泣きじゃくりながら死んだと話した小さなブルーの言葉を思うと、この写真集を忘れることなど出来る筈もなくて。
 まして何処かに押し込めてしまうなど出来るわけもなくて、日記と一緒に引き出しに仕舞った。
 一日に一度は開ける書斎の机の引き出し。
 其処へ仕舞って、自分の日記を上掛けのように被せてやった。
 悲しみと憂いを秘めた瞳のソルジャー・ブルーを守るかのように、日記を被せた。
 今度こそは自分が守ってやるから、と。



 一泊二日での研修に向けての荷造りの時に、引き出しから日記を取り出した。覚え書きのような日記はこれまでも何処へ行くにも持って出ていたし、旅先でも必ず書いていたから。
 荷物に入れようとした日記の下から姿を現した写真集。『追憶』という名の写真集。
 表紙のソルジャー・ブルーの瞳がとても切なく、寂しげに見えて。
 記憶にある声で呼ばれた気がした。
 ハーレイ、ぼくを独りにしないで、と。
 ソルジャー・ブルーだった頃のブルーが幾度となく口にしていた言葉。
 青の間で独りになるのは嫌だと、側に居て欲しいと願った言葉。
 本当にそれを思っただろう運命の時、メギドへ飛ぶ時は欠片すらも言いはしなかったくせに。
(……ブルー……)
 表紙の写真に、切ない瞳に縋り付かれた。
 そうでなくても、やがて寒さの冬へと向かう人恋しい季節。
 たった一晩だけだとはいえ、引き出しの中にブルーを残して出掛けられないと心が叫んだ。
 上掛け代わりの日記を剥がして置いて出ることなど出来なかった。
「…ブルー、お前も一緒に来るか?」
 そうかまってはやれないんだが、と言い訳しながら写真集を旅の荷物に仕舞った。
 表紙のブルーが傷まないよう、そうっと日記を被せてやって。



 研修旅行に来た宿の机、其処に置かれたソルジャー・ブルーが表紙になった写真集。
(…ブルーの写真は置いて来たのにな)
 この時間にはもう眠っただろう、小さなブルーを思い浮かべる。
 生まれ変わって再び出会ったブルーはソルジャー・ブルーではなく、十四歳の幼い少年だった。ただひたすらにハーレイを慕い、側に居たいと願ってくれる小さな恋人。
 蘇った青い地球の上に二人で生まれて、同じ学校の教師と生徒としてまた巡り会った。あまりにブルーが幼すぎるから、キスさえ交わせはしないのだけれど。それでもブルーは確かに恋人。
 普通ならば研修に持って来るなら、小さなブルーの写真だろう。
 しかし小さなブルーが写った写真は一つだけしか持ってはいない。夏休みの最後の日にブルーの家の庭で写した、二人一緒の記念写真。ハーレイの左腕に小さなブルーが抱き付いた写真。
 最高の記念写真だけれども、あの写真はブルーと揃いのフォトフレームにしか入れてはいない。
 飴色をした木製のフォトフレーム。
 ハーレイが写真を入れたフォトフレームはブルーの家に、ブルーが写真を入れた方はハーレイの家に、交換し合ってそれぞれ納まっていた。ブルーとの写真はその一枚だけ。
 あの写真のデータはカメラの中にあるし、何枚もシャッターを切ったからそのデータもある。
 けれどプリントアウトしたのは自分の分とブルーの分との、一枚ずつだけ。
 データも他の媒体に移してはおらず、フォトフレーム以外の何処にも写真は存在しない。
 他人に見られて困るような写真を撮ったわけではなかったけれども、ブルーと恋人同士なのだと意識しているからこそ入れられない。入れてはいけないし、持ってもいけない。
 だから小さなブルーの写真は研修には連れて来ていない。
 小さなブルーはハーレイの家に残されたフォトフレームの中、ハーレイの左腕に抱き付いた姿で笑っている。それは嬉しそうに、幸せそうに…。



 この研修は二日間とも平日だから、小さなブルーはさほど寂しくないだろう。
 幸い、ブルーのクラスで授業をする日と重なる日程にもならなかった。学校に自分の姿が無いというだけの二日間だし、仕事の後でブルーの家を訪ねられない平日が続くのもよくあること。
(……しかし……)
 『追憶』の名を持つ写真集。
 その表紙から自分を見詰めるブルーを家に置いては来られなかった。
 強い意志を見せる赤い瞳の底、悲しみと憂いを秘めたブルーを独りきりにはさせられなかった。
 メギドで逝ってしまったブルー。
 最後まで覚えていたいと願ったという、ハーレイの腕に触れたブルーの右手に残った温もり。
 銃で撃たれた痛みの酷さのあまりに、その温もりをブルーは失くした。ハーレイの温もりだけを抱いていたいと、それさえあれば一人ではないとブルーは思っていたというのに。
 最期まで持っていたいと願った温もりを失くし、独りきりになってしまったブルー。
 独りぼっちになってしまったと泣きながら死んでいったブルーはきっと、この『追憶』の表紙のブルーとそっくり同じ瞳をしていた。
 強い意志を宿した瞳の奥深く揺れる悲しみ。
 癒えることの無かったこの悲しみが強く出た瞳をしていただろう、と考えただけで胸が塞がる。
(……ブルー……)
 ハーレイは痛む自分の胸を押さえた。
 実際はブルーの右の瞳は失われていたと知っているけれど、その姿はどうしても思い描けない。
 ハーレイの胸の中、独りぼっちで泣きじゃくるブルーは右の瞳を失ってはいない。
 両の瞳から涙を流して、「温もりを失くした」と独りで泣いている。
 ハーレイがそれを思い出した時は、いつも、いつも、いつも…。
 そうして独り泣きじゃくるブルーを、どうして家に独りぼっちで置いて来られよう?
 写真集の表紙といえども、其処にブルーは居るのだから。



(…本物のブルーは家でぐっすり寝てるんだがな…)
 写真集の表紙を飾るどころか、すっかり小さくなってしまった幼い恋人。
 アルタミラで出会った頃そのままの十四歳の姿で帰って来てくれた小さな恋人。
 本当はブルーは写真集の表紙などには居なくて、地球の上で生きているのだけれど。ハーレイが暮らしている町と同じ町に住んで、毎日のように学校で、ブルーの家で会っているのだけれど。
 それなのに『追憶』の表紙のブルーに囚われる。
 悲しげな瞳のソルジャー・ブルーがブルーだと錯覚してしまう。
 小さなブルーがちゃんと居るのに、生まれ変わった本物のブルーが居るというのに。
(…今のあいつには家も暖かいベッドもあるし、優しい両親だっているんだし…な)
 けれど、『追憶』の表紙に刷られたブルーには自分しかいない。
 真っ暗な宇宙に散ってしまった孤独な魂に寄り添ってやれる者は自分しかいない。
 あの日にメギドについて行けなかった分、こうして連れ歩いてやるしかない。
 悲しい瞳をしたブルーには帰る家もなく、シャングリラにも帰れなかったのだから。瞳に宿した悲しみの色を消してやるには、側に居てやるしかないのだから…。
(あいつがそっくり同じ姿に育つまでは……な)
 こうして連れ歩くことになるのだろう。
 此処にブルーの魂は無いと分かってはいても、今日のように連れて歩くのだろう。
 十四歳の小さなブルーがこの姿と同じ姿になるまで、重ねることはけして出来ないのだろう…。



「ブルー。…遅くなったが、飯にするか?」
 ハーレイは『追憶』の表紙のブルーに呼び掛けた。
「俺は研修で食って来たんだが、お前も腹が減っただろう。この辺りはこれが美味いんだぞ」
 俺はこの町には詳しくてな、と愛しい前世の恋人に鳶色の瞳を細めてみせた。
 学生時代から何度も通った海沿いの町。
 ハーレイの生まれ育った町や住んでいる町からは少し遠いが、日帰り出来ないこともない距離。
 夏ともなれば海へ泳ぎに来た。
 学生時代は仲間と遊びに、教師になってからも何度も。もちろん今の両親とも海水浴が目当てで訪れた。泊まったことも二度や三度ではない。
 ハーレイの気に入りの海がある町。遠浅の海岸も、潜って楽しめる岩場も在った。
「ほら、ブルー。これがカニ飯というヤツだ。シャングリラには無かっただろう?」
 この町の名物弁当の一つのカニ飯。
 悲しい瞳のブルーを一緒に連れて来ようと思った時から、これを買おうと決めていた。
 カニ飯は酢でしめられたものが多いのだけれど、この町のものはカニ味噌なども炊き込んである味わい深い炊き込み御飯仕立てが売りだ。カニの身も上にたっぷりと乗せられている。容器のまま温めると炊きたての風味に近くなるから、包装紙だけを剥がして軽く温めた。
 蓋を取れば温かな湯気が立ち昇る。
 小さなブルーはカニを何度も食べているだろうが、前のブルーは知らないままで逝ってしまった海の幸。地球の海で採れたカニの匂いがふわりと部屋に漂った。
「ブルー、お前が行きたがっていた地球のカニだぞ」
 このくらいだったら俺も夜食に食えるしな。



 机に向かって弁当を広げ、食べながら『追憶』の表紙を飾るブルーと語り合う。
 印刷に過ぎないブルーは喋りはしないけれども、それでも応える声が返ってくる気がした。
「ほら、見えるか? あれが地球の海だ。夜だからかなり暗いがな…」
 指差してやれば、ブルーも一緒に夜の海を眺めているような気分になった。
 ブルーが焦がれた青い地球の海。
 前の自分が辿り着いた時には何処にも無かった、生命を育む海に覆われた母なる地球。
 其処へ自分は還って来た。そうしてブルーと海を見ている。
 地球に生まれて来た小さなブルーと一緒にではなく、辿り着けなかった方のブルーと。
「…沖の明かりか? あれは星じゃない、漁火だ。漁船の灯だな。ああやって魚を集めるんだ」
 この季節だと何だろうなあ、夏だとイカ釣り船なんだが…。
 すまん、俺は夏しか詳しくないんでな。そういう漁も出来る時代になったんだ。このカニもだ。
「ん? カニは今の季節はまだ獲れん。もう少し先だ、冬になったらカニを獲るんだ」
 だから名物がカニ飯でな、とブルーに説明してやった。
 悲しげな瞳が少し穏やかになったように思える。それは錯覚に過ぎないけれども、ハーレイにはブルーの孤独が和らいだ証なのだと感じられた。
 ブルーを家に置いて来なくて良かった。
 引き出しの中に置いて来ないで、連れて来てやって本当に良かった…。



 窓の向こう、夜の海の彼方に浮かぶ漁火。その上に広がる夜空には、幾つもの星。
 キャプテン・ハーレイだった頃に着いた地球では、赤く濁った月くらいしか見えなかった。夜の空を彩る筈の星座は汚染された大気に阻まれて見えず、季節の星すら分からなかった。
 それが今では、時期さえ良ければ天の川も見える。澄んだ大気が戻って来た地球。水の星として蘇った地球…。
 ブルーが地球を目指したからこそ、今の地球が在るとハーレイは思う。
 前のブルーが、『追憶』の表紙の悲しい瞳をしているブルーが命を懸けてミュウを守ったから。
「いい星だろう、お前が行きたかった地球。…お前がミュウも、地球も守った」
 なのにお前は地球まで行けもしなかった。
 赤いナスカさえろくに見もせずに、降り立ちもせずに逝っちまった。
 お前がメギドを沈めたからこそ、青い地球が此処に在るっていうのに…。
 誰よりも地球に行きたかったお前が地球を見ないで、俺たちだけが地球を見ているなんてな…。
「酷いもんだな、お前は来られなかったのにな?」
 だから食べろよ、とハーレイは名物のカニ飯を頬張る。
「俺の奢りだ。カニ飯くらいは好きなだけ食え、ついでに海もしっかり見とけよ」
 なあ、とブルーに語り掛ければ、「うん」と返事が聞こえた気がした。
 それはかつてのソルジャー・ブルーの声にも、今の小さなブルーの声にも思える声で。
「…分かっているさ、お前も俺と一緒に地球まで辿り着いたんだっていうことはな」
 分かっているさ、と瞼に浮かんだ小さなブルーに、『追憶』の表紙に頷き返す。
「しかし、俺は未だにお前を忘れられないんだ」
 ソルジャー・ブルーだった時代のお前を。
 地球へ行きたいと願い続けて、辿り着けなかった前のお前を。
 お前の瞳から最後まで消えることが無かった、深い悲しみと孤独の色を……。



 小さなブルーは自分のベッドで眠っている筈の時間だけれど。
 ハーレイは前のブルーの姿が刷られた『追憶』の名を持つ写真集の表紙と一緒に夜の海を見る。暗い海に揺れる漁火の群れと、夜空に鏤められた秋の星座と。
 名物のカニ飯をブルーと食べて、「美味いだろう?」と問い掛けてやって。
「なあ、ブルー。次の研修も泊まりだったら一緒に行こうな」
 連れてってやろう、と微笑みかける。
 遠い昔に宇宙の彼方で、メギドで逝ってしまったブルーに。
 そのブルーは生まれ変わって地球の上に生きているのだけれども、今はまだ二人が重ならない。十四歳の小さなブルーは今のブルーで、『追憶』の表紙のブルーはソルジャー・ブルー。
 全く同じ二人の筈で、同じ魂だと分かっているのに、どうしても二人を重ねられない。
 小さなブルーを前にしていてさえ、その後ろに前のブルーの姿が見えてしまう時があるほどに。
 いつかは寸分違わず重なり、一人のブルーになるだろうけれど。
 今はまだ二人、ブルーが二人。悲しい瞳で見詰めるブルーが、自分しか側に寄り添ってやれないブルーが『追憶』の表紙に独りきりで居る。
 いつもは机の引き出しの中で静かに眠っているブルー。ハーレイの日記を上掛け代わりに着て、守られて眠っているブルー。
 このブルーを家に独り置いては来られない。それに…。
「俺も一人より二人がいい。あいつは俺と一緒に旅をするには小さすぎるしな?」
 恋人なのだと主張している小さなブルー。
 ハーレイも小さなブルーを恋人だと思っているのだけれども、旅に連れては来られない。研修のための旅であっても、世間に認められた伴侶だったなら「研修に支障を来さない範囲で」自費での同行が認められるし、空いた時間に観光をしてもいいというのに。
 残念なことに小さなブルーは文字通り小さすぎだった。伴侶になるには年齢も不足。
 どうやら当分、ハーレイの研修の旅に同行するのは『追憶』の表紙の悲しげなブルー。いつかは小さなブルーが育って重なり、代わりについて来るようになるのだろうけれど…。



「ブルー、当分、よろしく頼むぞ」
 明日は焼きカニ飯を買って帰るか、とハーレイは旅の相棒のブルーに笑顔を向けた。
「カニの足を殻ごと炙ってあるんだ。…殻つきは食うのが少し面倒なんだが、それを充分に補える美味さだ、俺が保証する」
 買って帰って二人で食おうな。小さなお前には内緒だぞ?
 あいつ、一人前に嫉妬するしな、相手がお前だと余計にな。だから内緒だ。
 …そうか、お前を連れて旅に出たのも内緒にせんとな。あいつにバレたら大惨事だしな?
 喋るんじゃないぞ、と『追憶』の表紙に片目を瞑る。
「あいつが育って、お前そっくりになった時には、あいつの中に入って一緒に来い」
 ずっと一緒だ、とハーレイは『追憶』の表紙に刷られたブルーを指先で撫でた。
「俺はお前を忘れはしない。この瞳のお前を忘れはしない」
 お前自身が全てを忘れられる時が来るまで。
 生まれ変わったお前の右手が、あいつの右手が二度と凍えなくなる日まで…。
 その日が来るまで、俺はお前を決して忘れてしまいはしない。
 お前自身が望む時まで前のお前の悲しい瞳を忘れはしないし、いつだってお前の側に居てやる。
 今日みたいに二人で旅もしような、地球の美味い物を色々食わせてやるから。
「でないとお前が寂しいだろう? そんな悲しい目をしたままじゃあな…」
 ……ブルー。
 いつまでも、何処までもお前を連れてってやるさ。
 お前が望む間は………ずっと。



             研修の夜・了

※小さなブルーには内緒で、前のブルーと研修の旅に出たハーレイ。写真集を持って。
 今でも忘れられない、大切な人。小さなブルーが気付いたら、嫉妬は確実ですね。
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