シャングリラ学園シリーズのアーカイブです。 ハレブル別館も併設しております。
「…ブルーの家に寄るには少し遅いか…」
仕事を終えて学校の駐車場へと向かう途中でハーレイは腕の時計を眺めた。
あと一ヶ月ほどで夏至になる季節。日暮れが遅いからまだ明るかったが、ブルーの家では夕食の支度を始めているだろう。ハーレイが行けばブルーの母は必ず夕食を御馳走してくれる。なによりブルーがハーレイと一緒に食べたがるのだ。
(…今から行ったら予定が狂ってしまうだろうしな…)
途中から一人分を追加することが難しいメニューも多い。自分で料理をするハーレイにはそれが分かるし、ブルーの母に迷惑をかけるわけにはいかなかった。ブルーが強請れば、彼女は一人分の料理を別に作ってでもハーレイを歓待するだろう。
ブルーの家へ出掛けてゆくには遅すぎる時間。さりとて真っ直ぐ家に帰るには早過ぎた。以前のハーレイなら早く帰っても凝った料理にチャレンジするなど有意義な時間を過ごしたのだが、最近それが苦手になった。
一人で過ごすには広すぎる家。
ブルーと劇的な再会を遂げて前世の記憶を取り戻して以来、ふとした折に孤独を感じる。自分の隣に居るべき存在、前世で愛したソルジャー・ブルー。その生まれ変わりのブルーがいない。前の生で常に姿を追い続けていたブルーがいない、と思ってしまう。
思いはブルーの許へと飛んで、側に居ない温もりを求めてしまう。
まだ十四歳にしかならないブルーを側に置くことは出来なかったし、不可能なのだと分かってはいても無性にブルーが欲しくなる。前の生で失くしてしまったブルーが欲しい、と。
前世で心に負った傷は深く、ブルーを喪ってから自分が死を迎えるまでの間に苦しみ続けた辛い記憶がハーレイを今も苛んでいた。
どうしてブルーの手を離したのか、メギドへ行かせてしまったのかと。
ブルーは地球に生まれ変わってハーレイの許に戻ったけれども、未だ共には暮らせない。逢瀬を重ねても別れは来るし、縋るような目をするブルーと離れて一人住まいの家に帰るしかない。
小さなブルーは別れを酷く悲しがったが、ハーレイもそれは同じであった。
目の前に愛おしいブルーが居るのに、連れて帰ってやれない辛さ。離れ難さがよく分かるだけに身を切られるような思いを隠して優しく微笑む。「ブルー、またな」と。
ブルーのいない家で早めの夕食を摂るのも何処か寂しい。ブルーと共に暮らしていたなら、早く勤務が終わった時には満ち足りた時間を過ごせるだろうに。
(…どうするかな…)
車の運転席に乗り込んだ後、シートに背を預けて暫し考えを巡らせた。その辺りを少しドライブするか、ジムに寄って軽く泳いで帰るか。それとも…、と選択肢を幾つも挙げてみていて。
「そうか、今から行くにはピッタリだな」
前世の記憶を取り戻してから行ってみたいと思っていた場所。ハーレイは車のエンジンをかけ、町の中心部へと走らせた。駐車場に停め、側のビルへと向かう。前の生の記憶を持ったハーレイが初めて足を踏み入れる書店。以前から馴染みの店であったが、今日の目的はまるで違った。
昔から見慣れた入口をくぐり、以前だったら覗いたであろう棚を横目に店内を歩く。
真っ直ぐに歴史関連のコーナーを目指し、目的の写真集を手に取る前にぐるりと見渡して眩暈を覚えた。ズラリと並んだ前世の自分の航宙日誌。かなりのスペースを占めているそれは手軽な文庫版から、ハーレイ自身が書いた文字をそのまま写した研究者向けの高価なものまで。
(…改めて見ると頭痛がするな…)
今や超一級の歴史資料となってしまった航宙日誌。後進の標になればと記しはしたが、こうなるとは思いもしなかった…。
苦笑しながら目当ての写真集を開き、何枚かの写真を確認してから購入を決める。値は張るが、ブルーも喜びそうなそれ。ミュウたちを乗せた白い楽園、シャングリラを収めた写真集。
ブルーが守った白い船。ハーレイが舵を握っていた船。
シャングリラは過ぎ去った時の流れが連れ去ってしまい、もはや何処にも残ってはいない。
けれど写真は豊富に残されていたし、この本もそれを収めた一つだ。ブルーと共に過ごした船の写真が欲しい、と思って直ぐに情報を集め、これが良さそうだと判断していた。それでも買うなら実物を見て、と考えていたから今日が絶好の購入日和。
(…うん、ブルーにもこれを教えてやろう)
子供のブルーが自分で買うには高すぎるのだが、大人だったら充分に買える。ブルーの前の生が何であったかを知るブルーの両親なら、強請られれば喜んで買うだろう。彼らにとってはブルーは大切な一人息子で、目に入れても痛くないほどの可愛がりようはハーレイもよく知っていた。
(ブルーは見た目も可愛いからな)
特に今は、と十四歳の小さなブルーを思い浮かべて微笑んだ。
前の生で愛したソルジャー・ブルーは気高く美しかったが、今のブルーは愛らしい。ハーレイに甘える仕草も、その面立ちも目を細めずにはいられないほどで。
(ブルーか…)
視線を棚の方へと戻す。写真集を集めて並べた棚にはブルーの名前も沢山あった。
ソルジャー・ブルーの名前を冠した写真集の群れ。
ミュウの初代の長、伝説のタイプ・ブルー・オリジンであった事実もさることながら、ブルーは他を圧倒するその美貌ゆえに今も絶大な人気を誇る。ジョミーやキースよりも数多いブルー個人の写真集たち。それだけニーズがあるのだろうし、売れ筋の本でもあるのだろうが…。
(…人気俳優並みだな、これは)
明らかにビジュアルに重きを置いたと思しき写真集が並んだ中に、ふと目を惹かれた一冊の本。タイトルは『追憶』、その副題がソルジャー・ブルー。
(追憶か…)
ハーレイはそれを手に取ってみた。
此処に並ぶような写真集たちを出版できるほどにブルーの写真はあっただろうか?
ブルーがメギドへと飛び去った後に、ハーレイ自身もブルーの写真を何度も探した。もう永遠に戻ってはこない愛しい者を探し求めて、シャングリラのデータベースをくまなく探った。けれども其処に残されたものは戦闘の記録の映像だったり、ブリッジに立つブルーだったり。
何処を探してもハーレイの愛したブルーは居なくて、ソルジャー・ブルーの映像ばかりで。今の生で目にした写真の中でも、一個人としてのブルーの表情を見た覚えは無い。
案の定、ソルジャー・ブルーであったブルーばかりを集めて編まれた写真集。
しかしブルーは記憶にあるままに気高く凛々しく、また美しく…。
青の間で昏睡状態に近い状態であった時でさえブルーの美貌は損なわれはせず、儚さも加わって天の御使いのような雰囲気を醸し出していた。
これほどまでに美しかったか、とハーレイは改めて彼の人を想う。
次の世代を自分に託して飛び去ってしまった前世の恋人。
喪ってしまった悲しみの内に自分の生は終わったけれども、遙かな時を経た今になっても一枚の写真が自分の心を固く捕えて離さないほどに、彼の人は美しかったのかと…。
(…買うか)
アルタミラ時代の写真が無いのが気に入った。
普通は必ず入っている。もっとも、それはハーレイ自身が遠い少年時代に憧れのヒーローとしてソルジャー・ブルーを見ていた頃の記憶であって、昨今は入っていない写真集の方が主流なのかもしれないが…。とはいえ、ブルーにとっては苦痛でしかなかった時代の写真が無いのはいい。
(これはなかなか…)
良心的な、と捲っていた手がピタリと止まった。
最後の章へと移る前に挟まれた一枚のページ。そこに禍々しいメギドの写真。
(…まさか)
震える指で捲った先に、ハーレイの知らないブルーが居た。
人類軍の艦船がひしめく中を、青い尾を曳いて宇宙空間を飛翔してゆくブルー。
ハーレイが初めて目にする写真。
(…これ以上は…)
此処ではとても見られない。此処でページを繰る勇気は無い。
けれど自分は見なくてはならない。
恐らくはブルーの、前世のブルーの生が終わった瞬間までをも捉えたであろう写真たちを。
ハーレイはその一冊をシャングリラの写真集に重ね、黙ってレジへと差し出した。
帰宅して、部屋の明かりを点けて。ハーレイは先に夕食を作り、機械的に胃へと流し込んだ。
明日も学校へ行かねばならない。顧問を務める柔道部の指導もあるし、自分の授業時間もある。身体にダメージを与えないよう、栄養だけはしっかりと摂った。
それから早いシャワーを浴びてパジャマを着ると書斎へと向かう。もうパジャマ一枚でも冷える季節ではないし、夜更かしをしても大丈夫だろう。
机に置いてあった袋の中から二冊の本を取り出した。シャングリラの写真を収めたものと、前の生で愛したソルジャー・ブルーの『追憶』という名の写真集と。
自分の記憶には全く無かったメギドへと飛ぶブルーの写真。その先の写真もきっとある筈だ。
見なくてはならない。けれど、直ぐに見るだけの勇気が自分には無い。
気持ちだけでも落ち付けようと、シャングリラの写真集を先に見ることにした。
大判の写真集のページを捲ってゆけば、思った通りに懐かしいそれ。
自分が舵を握っていた船。ブルーと共に暮らしていた船。
其処にブルーは居なかったけれど、青の間を収めた写真に心が少し癒された。
青の間のベッドで長く伏せっていたブルー。
最後の力を振り絞るようにメギドへ飛んで行ってしまったけれども、ブルーは前の生で焦がれた地球に生まれ変わって帰って来た。
十四歳の幼いブルーがこの地球の上で生きている。
ブルーは帰って来てくれたのだ、と自らに強く言い聞かせてから、ハーレイは表紙に『追憶』と書かれたソルジャー・ブルーの写真集をそっと手に取った。
書店では最初の一枚だけで挫けてしまった最後の章。
それはハーレイが思ったとおりに人類軍が撮影していた映像から起こしたブルーの最期。
青く輝くサイオンの尾を曳き、宇宙空間を駆けてゆくブルー。自らの身を融かしながら長い尾を曳く彗星さながらの、ブルーの命の最後の輝き。
哀しいほどに澄んだ命の青。地球よりも美しいとまで思ってしまう青を纏ってブルーが飛ぶ。
漆黒の宇宙空間を飛翔し、メギドに辿り着き、その装甲をサイオンで破った後に消え失せた姿。メギドの内部に入り込んだブルーを捉えた写真は一枚も無い。メギドの中にも監視カメラは幾つも在ったのだろうが、それらが捉えたブルーの姿はメギドと共に宇宙に消えた。だから…。
(この時、ブルーは…)
爆発の兆しが見えるメギドから離脱してゆく赤い戦艦。人類軍の旗艦、エンデュミオン。
この時、ブルーはメギドの中で生きていたのか、既に息絶えてしまっていたのか。
ハーレイの温もりを失くしてしまった、とブルーは言った。
右の手が冷たくて、独りぼっちになってしまったと。
小さなブルーの身体を染めた夥しい鮮血と同じ傷を負い、右の瞳まで撃たれた痛みのあまりに、ブルーはメギドで独りきりになった。
最期まで覚えていたいと願ったハーレイの温もりを失くし、右手が冷たく凍えてしまった。
ハーレイの温もりさえも失くして、独りぼっちで。
縋る者さえいない所で、ブルーは泣きながら逝ってしまった。右の手が凍えて冷たいと泣いても誰も来ない場所で、ハーレイも今の今まで見たことも無かった暗い宇宙で…。
(ブルー…。お前は、こんな所で逝ったのか…。独りきりで逝ってしまったのか…)
人類軍が撮っていた映像に残された、メギドの爆発。
ハーレイが愛したブルーの身体を巻き込み、忌まわしいメギドは宇宙に沈んだ。
最後に写った青い閃光。
たった一人で泣きじゃくりながら、この爆炎の中でブルーは逝った。
ブルーがいつまで生きていたのかは定かではないが、この瞬間にはもう居なかったのだ…。
(ブルー…!)
ハーレイの瞳から堪え切れない涙が零れた。
ブルーを守ると誓ったのに。
守ってやると誓いを立て続けたのに、ハーレイは何ひとつ出来なかった。
行こうとするブルーを引き止めることも、飛び立ったブルーを追い掛けることも。
青い光の尾を曳いて飛ぶブルーの最後の飛翔すらをも、ハーレイは見てはいなかった。
(…ブルー、お前は…。お前は、たった一人で飛んで……)
一人きりでメギドへと飛んで行ったブルー。
そしてハーレイの居ない所で、ハーレイが己の命ある間に目にすることすら一度も無かった光景の中でブルーは逝った。
どうして追わなかったのか。……どうして追えなかったのか。
生ある間に何度自問し、幾度涙したことだろう。
喪ったもののその大きさに、別れの言葉すらも交わすことなく逝ってしまったブルーの姿に。
「ブルー…っ!」
気付けば声を上げて泣いていた。
前の生の自分が眠れぬ夜にそうしたとおりに、ブルーを失くした悲しみの中で。
もういない。
ブルーは何処にもいない。
自分が追い掛けなかったから。
その手を掴んで引き止めることも、共に逝くこともしなかったから…。
「ブルー…。ブルー……っ!」
どうして逝った、と慟哭してもブルーは決して帰ってはこない。
メギドと共に散ってしまった。暗い宇宙に消えてしまった。
その瞬間を捉えた写真が残酷な真実を突き付けてくる。
ブルーはいない。
二度と帰っては来ないのだ、と。
「ブルー…っ!!」
泣きながら拳を打ちつけた机。
そこからドサリと音を立てて床に落ちた本。ハーレイは床に濡れた目をやり、其処に見付けた。
白く輝く優美な船。
ブルーが守った白い船。ハーレイが舵を握っていた船。
その船は此処に在るのではなく、買って来た写真集の中。
シャングリラは流れ去った時が連れ去り、もはや何処にも残ってはいない。
在りし日を今に伝える写真が編まれて自分の手元に在るだけであって…。
(……そうだ)
ハーレイはようやく我に返ると、写真集を拾って机の上に置いた。
白いシャングリラが表紙を飾った大きな本をパラパラと捲り、パタリと閉じた。
今はもう無い、ブルーが命を捨てて守ったシャングリラ。
自分は時を越えたのだった。
信じられないことだけれども、奇跡のように長い長い時を飛び越えて来た。
ブルーを喪った悲しみの中で嘆き続けた生は終わって、青い地球の上にハーレイは居る。
同じ地球の上に、この同じ町にブルーが居る。
このシャングリラの写真集のことを教えてやろうとハーレイが思った、十四歳の小さなブルーが生まれ変わって愛らしい姿で生きているのだ。
それは夢でも幻でもなく、儚く消えてしまいもしない。
今度こそ守ると誓ったブルー。
幼く無垢な十四歳のブルーがハーレイを慕い、「好きだよ」と何度も繰り返して言う。
前の生で愛したブルーと変わらぬ強さでハーレイを想う小さなブルー。
違うのはただ、その身体だけ。
身体に合わせて年相応に幼く無邪気な、その心だけ……。
「ブルー……」
ハーレイはほうっと吐息をついた。いつの間にか夜が更け、もう少ししたら日付が変わる。
(…ブルー。明日はお前に会いに行こう)
仕事を早く終わらせてからブルーの家まで出掛けよう、と決心した。
学校に行けばブルーが欠席していない限り、その愛らしい姿を見られる。「ハーレイ先生!」と自分を呼ぶ声も聞ける。けれど、学校で顔を合わせるだけでは、ブルーが居るという実感が無い。つい先刻まで自分を呪縛していた前世の記憶を拭い去るだけの確かさが無い。
小さなブルーを強く抱き締め、その温もりを確かめること。
今のブルーは幼すぎるから口付けすらも叶わないのだが、せめて抱き締めて確かめたい。
自分が愛したブルーは間違いなく此処に生きていると。
生まれ変わって地球の上に居て、同じ町に住んでいるのだと…。
そして次の日、勤務を終えたハーレイはブルーの家へと急いだ。来客用のスペースに車を停めている間にブルーの母が気付いて門扉を開けに来る。ブルーも二階の自分の部屋の窓から見たのか、下りて来て玄関の扉を開けた。
制服姿ではない小さなブルーが「ハーレイ!」とそれは嬉しそうに微笑んで。
「来てくれたの?」
晩御飯、食べて行ってくれるよね、と顔を輝かせるブルーに「ああ」と答えた。
「もちろん今日はそのつもりだ。お前に見せたいものもあるしな」
「なあに?」
「いい写真集を見付けたんだ」
これだ、とシャングリラの写真集を入れた袋を示せば「写真集?」と赤い瞳が丸くなる。
「ああ。ちょっと高いが、懐かしい写真が沢山あるぞ」
「何の写真?」
「シャングリラさ」
お前の部屋でゆっくり見るか、と袋を渡すと「うんっ!」とブルーは自室の方へと駆け出した。階段をパタパタと上り、「ハーレイ、早く!」と手を振るブルー。
「分かった、分かった。直ぐに行くさ」
返事を返して、ブルーの母に急な来訪を詫びてから二階へと上る。
夕食の前に訪れた時でも、ブルーの母はお茶とお菓子とを必ず届けに来るのだけれども、普段のように「おかわりは如何ですか?」と上がっては来ない。夕食の支度が整うまではブルーと二人でゆっくり過ごせる。
(…今日は思い切り甘やかしてやろう)
ブルーを膝の上に座らせて、二人で写真集を見て。
懐かしくてたまらない写真に出会ったら、写真集の出番は其処までだ。
後はブルーを抱き締める。
奇跡のように生まれ変わって戻って来てくれた愛しい者を。
あの日、ブルーが冷たいと泣いた右の手を握って温めてやりながら、その温もりを確かめる。
ブルーは此処に生きていると。
この青い地球の上に生まれ変わって、今度こそ共に生き、今度こそ守り抜くのだと。
今度こそブルーを離さない。今度こそブルーを離しはしない。
飛び去る背中を見送ったりは決してしないと自らに固く誓いを立てる。
自分の命はブルーのもの。今度こそブルーと共に生き、その手を決して離しはしないと……。
慟哭の追憶・了
※シャングリラの写真集と一緒にハーレイが買った、ソルジャー・ブルーの写真集。
辛い思い出が蘇る一冊ですけど、大切に持ち続けることでしょう。
ハレブル別館の拍手御礼ショートショートの再録場所が出来ました。
聖痕シリーズの書き下ろしショート置き場を兼ねております、よろしくですv
拍手頂けると管理人の「やる気」が出ます。気に入って頂けたみたいだな、ってね。
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