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シャングリラ学園シリーズのアーカイブです。 ハレブル別館も併設しております。

宿題

 生徒の心を掴む喋り方と、絶妙な話の進め方。ハーレイの古典の授業は人気だけれども、今日の教室はちょっと違った。理由は簡単、入ってきて直ぐのハーレイの言葉だ。
「この間、出した宿題のプリントを返す。なかなかに酷い出来だったな。夏休みの暑さで脳味噌をよく煮出せたか? まるで中身が残っていないと言わんばかりだったぞ」
 特に酷かった者は次の授業で再提出だ、という宣告に教室中に悲鳴が渦巻く。けれどハーレイは容赦しないで順に名前を呼び、宿題のプリントを返していった。項垂れるクラスメイトが多くて、ぼくも緊張してしまったけど。
(…良かったあ…)
 プリントの右上に「大変よくできました」と桜の花の中に書かれた赤いスタンプ。SD体制よりずっと昔に、ぼくたちが住んでいる地域にあった小さな島国、日本の古い文化の一つ。ハーレイのお気に入りのスタンプ。他にも「よくできました」とか「がんばりましょう」とかがある。
 ぼくはいつだってパーフェクトの印の「大変よくできました」のスタンプ。押して貰えて御機嫌だったけれど、授業が終わって休み時間が始まった途端。
「おーい、ブルー! お前、宿題、完璧だろ?」
「写させてくれよ、やり直すよりも絶対、早いし!」
「ランチの後でいいからさ!」
 友達が一斉に駆け寄って来て、そういう約束になってしまった。昼休みに揃って食堂に行って、ランチを食べたら教室に戻って宿題プリントを書き写す集まり。言い出した友達の他にも何人もが来て、熱心にぼくの答えを写している。暇だから皆のプリントを眺めていて…。
(…あれっ?)
 みんなのプリントにハーレイの文字。間違えた箇所に色々と書き込んであるのが分かった。
(注意書きなんだ…)
 ぼくのプリントには書いて貰ったことが無い。間違えないから「大変よく出来ました」と右上に桜のスタンプが一つ、それと幾つもの丸印だけ。
(…いいな…)
 羨ましいな、と注意書きが書かれた友達のプリントを見て回った。「がんばりましょう」の赤いスタンプはともかく、注意書きの中身は様々だ。間違えた内容が違うのだから、それは当然。
(ホントにいいな…)
 注意とはいえ、一人一人に宛てたメッセージ。ハーレイが書いたメッセージ…。



 家に帰って勉強机の前に座っても、ぼくは忘れていなかった。ハーレイの文字が沢山書かれた、「がんばりましょう」のスタンプつきの宿題プリント。羨ましくてたまらない。
(…ぼくは一度も貰ってないのに…)
 注意書きなんか一度も書いて貰っていない。ぼくは授業中に教室の前のボードに書かれる文字の他にはハーレイの字を見られない。
 それだけじゃなくて、普段のハーレイ。ぼくと恋人同士だと言ってくれるけれども、ハーレイは手紙をくれたことがない。ぼく宛てのメッセージなんか、ホントに一度も見ていない。
(…ぼくもハーレイが書いてくれた字が欲しいのに…)
 ハーレイはぼくの字を宿題でたっぷり見ているというのに、ぼくはハーレイの字を見られない。恋人なのに字を見られなくて、メッセージも貰えない悲惨なぼく。「がんばりましょう」と書いたスタンプを押されてしまった友達は沢山の注意書きを貰っているのに。
(……がんばりましょう、と押されるくらいに間違えたら書いて貰えるのかな?)
 間違えた箇所に、注意書き。ぼくに宛ててのハーレイからのメッセージ。
(色々と書いてくれそうだよね?)
 欲しくなったら、もう止まらなくて。ハーレイが書いたメッセージが欲しくて、機会を待った。
 例の宿題の再提出の日に、「脳味噌がちゃんと戻って来たかの確認だ」と配られた新しい宿題のプリント。大切に家に持って帰って、チャンス到来とばかりに素っ頓狂な答えを書いた。提出した後はワクワクしながら返って来るのを待っていたのに。
(…えっ?)
 待望の「がんばりましょう」が押されたプリントは山ほどのバツ印と「?」マークで埋まって、ハーレイが書いたものはたったそれだけ。注意書きなんて何処にも無かった。
(……そんなあ……)
 欲しいと思ったハーレイの字とぼくに宛ててのメッセージ。だけど「がんばりましょう」の赤いスタンプを貰っただけ。酷すぎる評価がついただけ。
 おまけに、その日にハーレイが来て。
 平日に来てくれることも多いのだけれど、パパやママも一緒の夕食の後に、二階のぼくの部屋で怖い顔をして睨まれた。



「なんで俺が怖い顔をしてるか分かっているな?」
 テーブルを挟んで向かい合わせ。いつもだったら恋人同士で過ごす甘い時間が、今日はどうやら先生と生徒。ハーレイは苦い顔つきで言った。
「今日の授業で返した宿題。…お前、トップから転落したいのか?」
 全部バツ印はお前だけだ、と褐色の指がテーブルをコツコツと叩く。
「なんでああいう真似をした? 分からないから「?」マークを書いておいたが」
「…だって…。ハーレイの字が欲しかったんだもの…」
 シュンと俯いて、ぼくは答えた。
「いつも丸印とスタンプだけだし、注意書きを書いて欲しくって…。ぼく宛の、何か…」
 ぼくに宛ててのメッセージ。それが欲しかった、と白状したのに、ハーレイの顔は厳しくて。
「実に不純な動機だな。…言っておくが、繰り返しやっても無駄だぞ。理由を聞いた以上は絶対に書かん。本当にミスをやらかした時は書くかもしれんが」
 ついでにお前の御両親にも不真面目だと報告させて貰おう。
 そう脅かすから、ぼくは唇を尖らせた。
「酷いよ! ハーレイ、手紙だって一度もくれてないのに!」
「いつか書いてやるさ。お前が欲しそうなラブレターとか…。気長に待ってろ、人生、長いぞ」
「今、欲しいんだよ! ハーレイの字が!」
 ぼく宛のメッセージも欲しいけれども、字だって欲しい。だからハーレイに言い返した。
「ハーレイはぼくの字、いつも沢山見てるのに! 宿題で!」
「…不公平だってか?」
「そうだよ!」
 ぼくばかり書いて、書いて貰えなくて。「よく出来ました」のスタンプだけ。悔しすぎるから、せっせと文句を言い続けた。そうしたら…。
「なるほどな。…じゃあ、俺に宿題を出してみろ。それなら俺の字が見られるだろうが」
「そっか、宿題!」
 ハーレイの提案に飛び付いた、ぼく。
 なんて素晴らしいアイデアだろう。ぼくがハーレイに宿題を出せば、答えを書いて貰えるという仕組み。ハーレイの字が沢山見られて、宿題の答えでも全部、ぼく宛て。
「分かった、宿題、作ってみる!」
「まあ、頑張れ。うんと楽しみに待っててやるさ」
 いつでもドカンと出してみろ、とハーレイは軽く手を振って帰って行った。あの大きな手が書く沢山の文字。それを見たければ、ハーレイに宿題を出さないと…。



 ハーレイの字が早く見たいから、ぼくは宿題作りを頑張ることにした。土曜日に渡せば日曜日に提出してくれるだろう。日曜日が駄目でも、その週の内にきっと貰える。
(んーと…。どんなのにしようかな?)
 古典の先生のハーレイに古典の宿題。先生に出すなら、教科書からだと簡単すぎだ。
 だけど、ぼくはハーレイに教わる立場で。クラスどころか学年トップの成績だけれど、そんなに古典に詳しくはない。ソルジャー・ブルーだった頃の記憶を遡っても、古典の世界は範疇外。
(…そんなの、シャングリラを守るのには必要無かったもんね…)
 SD体制よりも古い昔の物語を読むのが好きだったソルジャー・ブルー。でも、読むだけで勉強なんかはしていない。あくまで自己流、文法なんかは感覚だけで流していた。
(どうしよう…)
 データベースにある試験問題を丸写しというのも考えたけれど、それじゃズルすぎ。自分の頭で考えなくちゃ、と精一杯に背伸びをして。
(…うん、このくらいだったら大丈夫!)
 遙かに過ぎ去った遠い昔の日本にあった物語。「祇園精舎の鐘の声」で始まる部分を前のぼくが何度も読んでいた。「盛者必衰の理を表す」だの「驕れる人も久しからず」だのと綴られる文が、「人類だけが栄える世界が永遠に続くわけではない」という意味に読めるから、好きだった。
 諸行無常がどうとか、こうとか。祇園精舎も沙羅双樹の花も今のぼくにはピンと来ないけれど、文章の意味は大体分かる。
(これに籠められた作者の心情を答えなさい、と…)
 他にも文法とかを幾つか。
 出来上がった宿題をきちんと活字でプリントに仕上げて、ぼくは土曜日が来るのを待った。



 ほんの数日でも首を長くして待った土曜日が来て。
 頑張って作った宿題プリントをハーレイに渡すと「ほう…。平家物語とは頑張ったな」と褒めてくれたから嬉しくなった。丸写しした試験問題だと、この感覚は得られない。
 土曜日はハーレイと一緒に過ごして、宿題プリントは「また明日な」と微笑むハーレイの家へと連れ帰られた。
(明日はハーレイの字を貰えるよ)
 ハーレイは今日の内に宿題をするとぼくに約束して帰ったし、難しい問題も出してはいない。
 欲しくてたまらないハーレイの書いた字が、明日、ぼくの家にやって来る。
 ぼく宛のメッセージとは違うけれども、ハーレイが書いた字。大好きなハーレイの手がせっせと書いた沢山の文字…。



 目覚ましが鳴る前にワクワクして目覚めた日曜日。
 ぼくの部屋に来てくれたハーレイは、ママがお茶とお菓子をテーブルに置いて出てゆくと直ぐに宿題を提出してくれた。ぼくが作った宿題プリントにハーレイが書いた答えがびっしり。
「ほら、ブルー。お前が採点してくれるんだろ?」
「うんっ!」
 お茶のカップやお菓子のお皿を端の方に寄せて、ハーレイの宿題のチェックを始めた。
(…凄いや…)
 流石、ハーレイ。
 ぼくが考えた答えよりもずっと難しいことが書いてある。言葉の選び方だって、ぼくより大人。ぼくだとこんな風には書けない。もちろん答えは全部正解、完全無欠の凄い解答。
 それが全部ハーレイの字でしっかり書かれて、もうそれだけで胸が高鳴る。
(ハーレイの字だ…。こんなに沢山)
 笑みが零れそうになるのを抑えて、先生になった気分で採点。「大変よくできました」の文字の桜のスタンプは無いから、赤いペンで大きな丸印をつけた。丸の周りにもクルクルと幾つもの丸を書いて、花丸。
 桜の花の形の「大変よくできました」シリーズのスタンプがお気に入りのハーレイは、こういう花丸が好きそうだから。花丸も日本という島国の文化だったと前の学校で聞いていたから。
「はい、ハーレイ! 大変よくできました、ってスタンプの代わりに花丸だからね!」
「ほほう、奮発してくれたんだな」
 ハーレイはぼくの大好きな笑顔で、花丸がついたプリントを手に持って眺めた後で。
「よし、この宿題プリントはお前にやろう。宿題は俺が持って帰るのが本当だがな」
「ホント!?」
 ぼくは歓声を上げていた。
 ハーレイが言うまで忘れていたけど、宿題プリントは宿題を出された人のもの。提出するけど、返ってくるもの。ぼくの勉強机の引き出しには「大変よくできました」のスタンプが押された宿題プリントが何枚も入っている。
 そういう仕組みをウッカリ忘れてしまっていたのに、ハーレイの字がびっしり並んだプリントを貰えることになって。
 大喜びでハーレイがくれた宿題の文字を眺めていたら…。



「どうだ、ブルー。お望みの俺の文字とやらを貰って満足したか?」
 ハーレイが鳶色の瞳で覗き込んで訊くから、「うん」と素直に頷いた。
「こんなに沢山、ハーレイの字だよ? 嬉しくならないわけがないよ」
「そうか、そいつは良かったな。お前が考えた宿題なんだし、俺も全力で解かせて貰った」
 お前には少し難しすぎたかもな、と言われて「ちょっとだけね」と背伸びしてみる。ハーレイの答えは今のぼくには難解な言葉もあったのだけれど、前のぼくには分かるから。
「難しかったけど、ちゃんと分かるよ。ぼくはぼくだけど、前のぼくも、ぼく」
「…お前ならではの反則技だな」
 ハーレイがクックッと肩を小さく揺すった。
「しかしだ、まさか本物の宿題が来るとは思わなかったぞ」
「え?」
 宿題は宿題だと思うんだけど。
 だから頑張ってSD体制よりも古い時代の物語を使ったんだけど…。
 キョトンとするぼくの目の前で、ハーレイは可笑しそうに笑い続けながら。
「宿題を出せとは言ったがな…。うんうん、まだまだ子供だな」
 そう言われても分からない。「どういう意味?」と、ぼくは尋ねた。
「ぼく、宿題を間違えた? 本物の宿題じゃダメだったの?」
「いや、ダメだとは言わないが…。如何にもお前らしいんだがな」
 しかしだ。俺は古典の宿題を出せとは言わなかったぞ?
 宿題としか言っていないんだ。どんな宿題を俺に出すかは自由に選べた筈なんだがな?
「で、でも…。ハーレイ、古典の先生なんだし、数学とかだと困らない?」
「義務教育のお前に出せる範囲だろう? そうそう困りはせんと思うが、そうじゃなくてだ」
 いいか、とハーレイは人差し指を立ててみせた。
「宿題は勉強ばかりとは限らんぞ? お前だって色々とやっただろうが、工作だとか料理だとか」
「…やったけど…」
 今の学校ではやってないけど、前の学校の夏休みの宿題で工作もしたし、料理もやった。料理と言ってもママと一緒にお菓子作りとか、簡単な炒め物だとか。工作はキットを使ったオルゴールや小物入れの類で、どの宿題も文字は少ししか書いてはいない。
「工作も料理も、作った感想くらいしか書かなかったよ? そんな宿題、ハーレイに出しても…」
 肝心の字が貰えないよ、と訴えた。ぼくが欲しいのは沢山の文字で、それが貰える宿題でないと出す意味が全く無くなるのだ、と。



 ハーレイの字が欲しくて宿題を出した。宿題を出したら答えを書くとハーレイが約束したから、字を貰うために宿題プリントを作った。うんと頑張って作った、ぼくの宿題。
 それなのに、何処がいけないんだろう?
 ハーレイの瞳は笑っている。悪戯っぽい光を湛えて笑っている。
 まだまだ子供だなんて言っていたけど、それと宿題は何か関係あるのかな…?
 もう本当に分からないから、ぼくは降参することにした。
「ハーレイ、どんな宿題なの? ぼくはどういう宿題を出せば良かったの?」
「ん? …いいかどうかはともかくとしてだ、勉強でも料理でも工作でもなくて…」
 ぼくの何処が好き? とか、プロポーズするなら何処がいい? とか。
 そんな宿題でも良かったんだぞ。
 ハーレイがパチンと片目を瞑って、ぼくは「あっ…!」と叫んで口を開けただけ。
 続く言葉は出て来なくって、水から揚がった魚みたいに口をパクパク開けたり閉めたり。
 思い付きさえしなかったけれど、ハーレイが言うのも確かに宿題。ぼくが問題を出して、答えはハーレイが考えて書く。それだって立派な宿題になる。
 どうして気付かなかったんだろう。ハーレイの気持ちを訊けば良かった。宿題を出して、ぼくが欲しかったハーレイの字で気持ちを綴って貰えば良かった。
(…ぼくにキスしたくなるのはどんな時か、とか…)
 バカバカ、どうしようもない大バカのぼく。
 頭をポカポカ叩きたい気分になっているのに、ハーレイは余裕しゃくしゃくで。
「その手の宿題が来るかと心配していたんだが、普通で良かった。宿題は今後も大歓迎だぞ」
 大いに古典の勉強をしろ、と古典の先生の顔をする恋人。褐色の腕をゆったりと組む。
「いいか。宿題を出すなら、古典か他の教科にしておけ。いつでも喜んで答えてやろう」
 ただし、勉強以外の宿題を出しても、それを宿題とは認めてやらん。
 そいつはお前のオリジナルじゃなくて、俺がヒントを出しちまったしな?
 データベースから試験問題を引っ張り出して来て「自分で作りました」と言うのと変わらん。
 そういう宿題を寄越して来たって、俺は答えてやらないからな。
「…………」
 悔しいけれど、反論出来ない。
 ハーレイが言ったような素敵な宿題、ぼくは考え付かなかったし、とっくに手遅れ。ハーレイに貰ったヒントを使って作り上げても、オリジナルじゃないから却下なんだ…。



 どうやら失敗したらしい、ぼく。
 ハーレイは可笑しそうに笑っているけど、脹れっ面になるしかなかった。
(…ラブレターみたいな答えが貰える最高のチャンスだったのに…!)
 ぼくときたら、真面目に本物の宿題を作ってしまって、ハーレイに出来栄えを褒められただけ。
 それじゃ古典の課外授業と変わりはしないし、胸がときめくような答えも貰えはしない。
(…でも、ハーレイの字は貰えたものね?)
 ぼくが花丸を書いたプリントに、びっしり書かれたハーレイの文字。
 当分はプリントを見る度に頬っぺたをプウッと膨らませながら、それでも嬉しくなるんだろう。
 だって、大好きなハーレイが書いてくれた字が沢山、沢山、あるんだから。
 教室の前のボードに書かれているのを見ていただけのハーレイの文字。
 それがプリントに沢山並んで、ぼくだけの大切な宝物。
(……だけど……)
 どうせなら、羽根ペンで書いて、って言えば良かった。
 ハーレイの誕生日に贈った白い羽根ペン。ぼくのお小遣いで買うには高すぎたから、ハーレイと二人で買った羽根ペン。前の生のハーレイが愛用していて、ハーレイも欲しいと思った羽根ペン。
(…あの羽根ペンで書いたハーレイの字が見たかったな…)
 それも失敗しちゃったよ。
 ハーレイが言う通り、子供のぼく。まだまだ考えが足りなさすぎる。
(こんな調子じゃ、ラブレターなんて、いつ貰えるの?)
 人生、長いぞ、とハーレイは簡単に言ってくれたから。
 ハーレイの書いた字は貰えたけれども、今のぼくはラブレターを貰えそうもない。
 だけど、いつかは貰ってやる。
 まだ笑っているハーレイからきっと、ぼくへの想いを熱く綴った長いラブレターを貰うんだ。
 その時はきっと、白い羽根ペンで書いた文字。
 きっと羽根ペンで書いてくれるよ、ぼくの大好きなハーレイだもの…。




             宿題・了

※ハーレイが書いた字が欲しい、と努力したブルーですけれど…。頑張り方を間違えた模様。
 やっぱり大人には敵わないオチ、子供ならではの可愛い失敗かも…?
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 ←聖痕シリーズの書き下ろしショートは、こちらv





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