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シャングリラ学園シリーズのアーカイブです。 ハレブル別館も併設しております。

卒業旅行・第3話

三週間もの卒業旅行から戻った私たちはキース君の疲れが取れるのを待って、会長さんの家に遊びに出かけました。キース君のお遍路旅を労う会を会長さんと「そるじゃぁ・ぶるぅ」が主催してくれるというのです。お昼前に玄関のチャイムを押すと…。
「かみお~ん♪待ってたよ!」
いつものように「そるじゃぁ・ぶるぅ」が出迎えてくれ、ダイニングに案内されました。大きなテーブルの上にはお刺身が何種類も盛られたお皿が並び、寿司飯が入ったお櫃や焼き海苔がズラリと置いてあります。会長さんがニッコリ笑って椅子を勧めながら。
「今日は手巻き寿司パーティーなんだ。キースはずっと精進潔斎していたからね、慰労会はパーッと生臭いものがいいかと思って」
「生臭くないもん」
プゥッと頬を膨らませている「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
「ちゃんと魚市場に行って買ってきたんだし、新選だもん!」
「ぶるぅ、生臭いっていうのは匂いじゃなくて魚だからだよ。精進料理は肉も魚も使わないだろう?」
「あ、そっか。…お買い物、ブルーも一緒に行ったんだっけ」
会長さんたちは朝一番に魚や貝を選びに行って、手巻き寿司用に切り分けたのは「そるじゃぁ・ぶるぅ」らしいです。卵焼きやアナゴの蒲焼なんかもちゃんと揃えてありました。私たちはテーブルを囲み、まずは熱い粉茶で乾杯。
「歩き遍路の旅をやり遂げたキース・アニアンの偉業を祝して…乾杯!」
「「「かんぱーい!!!」」」
会長さんの音頭で叫んだ後は手巻き寿司パーティーの始まりでした。新鮮なネタを好きなだけ取って、カイワレや大葉も添えてクルクルと…。お醤油は「そるじゃぁ・ぶるぅ」こだわりの老舗のもので、山葵もちゃんと摩り下ろしたもの。寿司飯の味も絶品です。
「キース、本当によくやったね」
会長さんが褒めるとキース君は苦笑いして。
「あんたのお接待のおかげかもな。…来る日も来る日も俺が疲れてきた頃を見計らったように出やがって…。負けてたまるか、と踏ん張れたんだ」
「それはよかった。ぼくもお接待をした甲斐があったよ」
お茶に羊羹にお漬物に…、と指を折って数える会長さん。一日一善と称して会長さんが日課にしていたキース君への差し入れときたら、半端なものではありませんでした。わざわざバスで乗り付けて「頑張って」と渡しに行くんですけど、はた迷惑なんてレベルじゃなくて…。
「ウーロン茶の2リットル入りなんかをお接待で渡すか、普通?」
キース君が会長さんを睨んでいます。
「道中、いろんな人からお接待をして貰ったんだが、缶コーヒーとか小さなペットボトルだったぞ」
「そりゃそうだろうね。お遍路さんをもてなすんだから、負担にならないものにしないと」
「あんたのお接待は負担以外の何物でもない代物だったぜ。羊羹を一度に5本とか、タクアン6本とか持たせやがって!」
羊羹やタクアンの重みを思い出したらしく、キース君は拳を握り締めました。しかし会長さんは平然として。
「負担だって?羊羹もタクアンも役立っただろう。…宿に泊まるのに」
「…うっ…。確かに持て余した羊羹とかを宿の人に渡した時は、食事代がタダになったりしたけどな…」
「ほら、ちゃんと君の助けになったじゃないか。それに寒い日は貼るカイロだって届けたよ」
「…徳用サイズの大箱ごとな」
あれだってとても重かったんだ、と遠い目になるキース君。でも無事に八十八ヶ所を歩きとおしたんですし、会長さんの嫌がらせのようなお接待が励みになっていたんだったら結果オーライってことですよね?…そして手巻き寿司がすっかり無くなった頃、会長さんが奥の部屋から風呂敷包みを抱えてきました。
「キースがお遍路に行ってくれたおかげで、ぼくもいいものを手に入れたんだ。八十八ヶ所の御朱印を揃えた軸が8本も」
「なんだって!?」
驚いて叫ぶキース君の前に、風呂敷包みの中から次々に巻いた掛軸が出てきます。それは私たちと会長さんと「そるじゃぁ・ぶるぅ」が御朱印を集めて回ったもので。
「表装したら箱書きを頼みに行くんだよ。誰にお願いしようかな…」
会長さんが口にするお寺やお坊さんの名前の羅列を聞いたキース君の顔から血の気が失せていきました。
「あ、あんた…。そんな名僧に箱書きを…。いや、8本も軸を揃えたってことは、もしかして…」
「売るのに決まっているじゃないか。ツテはいっぱいあるんだよね。…マツカ、旅費を全額出してくれたけど、軸が売れたらその分は君に返すから」
おおっ!緋の衣はダテではありませんでした。最初から旅費を稼ぐつもりで掛軸を…。だったらそうだと言ってくれれば、みんな快く承知したのに。でもマツカ君は「そんな心配しないで下さい」と言いました。
「父も母も、とても喜んでいるんです。ぼくに友達が沢山できて卒業旅行に行ってきたなんて、夢みたいだって言ってますから。…お金なんか頂けません」
「そう言ってくれると思った」
会長さんは嬉しそうに微笑み、掛軸を風呂敷に戻します。
「じゃあ、これの儲けはぼくのものだ。ふふ、有意義に使わなくっちゃね。…そうだ、ハーレイから貰い損ねた指輪みたいなのを買おうかな。うん、フィシスにはルビーが似合いそうだし」
あちゃ~。やっぱり最初から不純な動機で掛軸を用意していたみたいです。キース君はガックリと肩を落として深い溜息をついていました。緋の衣を着られる会長さんが有難い掛軸を売り飛ばそうというんですから、お遍路を終えたばかりの修行僧には相当ショックが強いんでしょうね…。

キース君が衝撃から立ち直るのに半時間くらいかかりました。でも、天才肌のキース君は頭の切り替えも早くって。
「高僧というものに一瞬絶望しそうになったが、俺があんたのような坊主にならなきゃいいんだよな。反面教師として大いに参考にさせて貰うぜ」
緋の衣が許される身分になったら俺も名僧になってやる、と固く決意をしたようです。私たちは拍手喝采。キース君の未来を想像しつつ盛り上がっていると、会長さんが。
「…将来についての話題が出てきたところで、ぼくからも話があるんだけれど」
リビングへ移動するように言われ、「そるじゃぁ・ぶるぅ」が緑茶とお煎餅を運んできてくれました。
「ぼくが焼いたんじゃないけど美味しいよ。ブルーのお気に入りだから、よく取り寄せるんだ」
手巻き寿司の後だけに、お煎餅は嬉しいチョイスです。種類も色々で楽しそう。どれを一番に食べようかな…と迷いますよね。ジョミー君は赤っぽいのに齧り付いてから「唐辛子だった!」とお茶をガブ飲み。よ~し、私はザラメ煎餅にしようっと。
「気に入って貰えたようだね、お煎餅」
パクついている私たちを見渡して、会長さんが微笑みました。
「その調子で好きになってくれると嬉しいな。…ぼくたちの大切な船、シャングリラも」
「「「シャングリラ!?」」」
お煎餅を喉に詰めそうになったサム君とスウェナちゃんが咳き込んでいます。
「そう、シャングリラ。もうすぐ君たちを迎えにやって来る宇宙クジラさ」
会長さんは壁際の端末を操作し、窓をスクリーンに変えました。そこには宇宙クジラことシャングリラ号の画像が映っています。
「ここを見て。…ほら、シャングリラ学園の校章と同じ紋章があるだろう?」
船体に見覚えのある模様がついていました。生徒会室から「そるじゃぁ・ぶるぅ」のお部屋に入る時に手を触れていた赤と金色の紋章です。
「宇宙クジラがぼくたちの…シャングリラ学園の船だっていう証拠だよ。今は地球に向かって航行中だ。君たちの家に進路相談会の案内状は届いてるよね?」
コクリと頷く私たち。案内状は卒業旅行から帰った次の日に届きました。そこには集合場所と簡単な日程表が記されていて、2泊3日の予定で予備日が1日。進路が順調に決まれば3日、決まらなければ4日かかるという内容の文面です。参加中の家との直接連絡は不可で、急用ができた場合は必ず学校を通すこと…との注意も書かれていましたっけ。相談会の開催場所はシャングリラ学園が所有している合宿用の施設の1つ。
「案内状を読んだのならば、本当の行き先は秘密だと分かっている筈だ。…でも帰ったら家族に何も言わないわけにはいかないし…。指定されていた合宿用の施設、柔道部は使っていないだろう?…だから君たちは合宿所を一度も見たことが無い」
確かに名前しか知らない施設でした。何処にあるのかもよく知りません。
「今から合宿所に関するぼくの記憶を君たちに移す。…アリバイ工作は必要だから」
会長さんがスクリーンを元の窓に戻して、シャングリラ号も消え失せました。
「目を閉じて。そしてぼくに心を委ねて」
フワッと意識に入り込んできたのは合宿所までの道や道中の景色、そして建物の外観と…建物の中の様々な場所。まるで本当にそこにいるような視点で展開していく光景をどのくらい見ていたのでしょうか。
「はい、おしまい。…ぼくが春休みにあそこで過ごした時の記憶を仮想体験してもらった。これを君たちの意識の底に沈めておくから、家の人に何か聞かれた時にはちゃんと合宿所の様子を話せるよ。進路相談会そのものは実際に君たちが経験するし、上手に切り抜けてくれたまえ」
くれぐれもシャングリラ号のことは話さないように、と会長さんは何度も念を押しました。
「ぼくが君たちにしてあげられるのはここまでなんだ。後はシャングリラ号のみんなと、キャプテンであるハーレイの仕事。…ぼくの役目は君たちのサイオンをシャングリラ号に無事に乗り込むまで封じ込めるだけで、その先のことには関与できない。ただの生徒会長だしね」
「…やっぱり一緒には来て下さらないってことですか…?」
マツカ君が尋ねると、会長さんは頷いて。
「ああ。君たちの将来が決まる大切な時に、部外者はいない方がいいだろう?卒業旅行も終わったんだし、そろそろ自立したっていい頃だ。ね、ぶるぅ?」
「うん。…大丈夫、シャングリラ号はぼくも大好きな船なんだ。楽しんできてね♪」
そっか、私たちだけで行くんですね。教頭先生も一緒らしいですけど、今まで会長さんに頼りっぱなしだっただけに不安な気持ちがこみ上げてきます。ジョミー君たちも心配そう。
「…そんな顔をしなくったって、キースの遍路旅よりずっと楽だよ。日数だってグンと少ないし、てくてく歩いていくわけじゃないし。小旅行気分で行っておいで。お土産を買ったりはできないけども」
会長さんは私たちを安心させるようにウインクして。
「シャングリラ号の話はここまで。ところで、明日は何の日か知っている?」
え。明日って何かありましたっけ。シャングリラ号が来るのは三日後です。私たちは顔を見合わせましたが、心当たりはありませんでした。
「そうか、卒業しちゃったからね…。知らなくっても無理ないか。グレイブとミシェルの結婚式の日なんだよ」
「「「えぇぇぇっ!?」」」
「明日の正午にメギド教会で挙式。1年A組の生徒は全員、教会の表で式が終わるのを待つそうだ。ぼくたちもお祝いに行かないかい?教え子は多いほど嬉しいだろうし。…そうそう、ちゃんと制服を着てね」
グレイブ先生の結婚式…。そういえば春休みに式を挙げると聞いた覚えがありました。お世話になった先生ですし、お祝いに行ってみたいかも…。ジョミー君たちも「行きたい」と言い、シロエ君とサム君も「数学を教わった先生だから」と行く気です。
「じゃあ、決まり。ぼくもぶるぅと一緒に行くよ」
こうして会長さんと私たちはグレイブ先生の結婚式に出かけることになりました。正確には式に出るわけじゃなくて、教会から出てくるところへ祝福をしに行くんですけど、なんだかドキドキしますね。会長さんと「そるじゃぁ・ぶるぅ」に今日のパーティーのお礼を言って帰る道中、私たちはシャングリラ号よりも明日の結婚式のことばかりを考え続けていたのでした。

そして翌日、私たちと会長さんと「そるじゃぁ・ぶるぅ」はメギド教会の最寄り駅に集合してから教会へ。メギド教会はアルテメシアで一番大きな教会です。聖堂の入口は石段の上。重厚な扉はまだ閉まっていて、広い前庭には1年A組のクラスメイトをはじめ大勢の生徒が制服姿で集まっていました。アルトちゃんとrちゃんも来ています。会長さんは早速二人を口説きに…。どこまでも自分に正直なのは構いませんが、神聖な教会の庭であっても全く慎もうとしない態度は如何なものかと思います。お坊さんには教会の神様なんて関係ないとか言いそうですけど。
「あっ、もう出てくるみたいだよ!」
ジョミー君が聖堂の方を指差しました。両開きの扉がゆっくりと開き、参列者の群れがゾロゾロと出てきて扉の両側や階段に立ちます。中には手に籠を持った人たちも…。おだやかな春の日差しが降り注ぐ中、グレイブ先生とパイパー…いえ、マードックの姓を貰ったミシェル先生が腕を組んで聖堂の石段の上に現れました。白いタキシードのグレイブ先生の隣に立ったミシェル先生はワンショルダーの真っ白なマーメイドドレスに純白のベール。籠を持った人たちがライスシャワーとフラワーシャワーを浴びせ、生徒たちの歓声が響きます。
「「「グレイブせんせーい!!!」」」
「「「おめでとうございまーす!!!」」」
私たちも声を張り上げ、「そるじゃぁ・ぶるぅ」も大はしゃぎ。背丈が小さい「そるじゃぁ・ぶるぅ」はサム君に肩車をしてもらって懸命に拍手していました。そういえば会長さんが水泳大会の時にプールでミシェル先生の婚約指輪を拾ったのが婚約発表のきっかけでしたっけ。とうとうゴールインしたんですねぇ、グレイブ先生とミシェル先生。教会の入口や階段の辺りには教頭先生やゼル先生、まりぃ先生の姿が見えます。シャングリラ学園の先生方は全員おめかしをして式に参列したようでした。お米や花びらが降り注いだ後、ミシェル先生がブーケを高く差し上げて…。
「「「ミシェルせんせーい!!!」」」
女の子たちが一斉に叫び、ミシェル先生が立つ石段の上へ両手を向けました。ピンクの薔薇がメインのブーケが前庭に立つ私たちの方へ投げ上げられ、春の光を浴びて落ちてきます。ブーケを受け取った女性は次の花嫁になれるとか。幸せのおすそ分けを狙うみんながブーケをゲットしようと目の色を変え、スウェナちゃんと私も精一杯に手を伸ばしました。あ、届く…!と思った次の瞬間。
「……ぼく……?」
ブーケがストンと落っこちたのは、スウェナちゃんと私の後ろに立って見物していた会長さんの手の中でした。
「「「えぇぇぇぇっ!?」」」
ありえなーい!という悲鳴が渦巻き、会長さんも困った顔。「あげようか?」と言われましたが、こういうのってどうなんでしょうね?ミシェル先生がおかしそうに笑っています。隣に立つグレイブ先生も。男の子たちが爆笑する中、会長さんはブーケの譲り先を求めて手当たり次第に女の子に声を掛けました。しかし…。
「男の人が受け取っちゃったブーケでも、ちゃんと効き目があるかしら?」
「そりゃ…貰ったら次に花嫁になれるかもしれないけれど、男の人が先に手にしたブーケだし。もしかして、女性からプロポーズしないと結婚に漕ぎ付けられないことになっちゃうとか…」
「えぇぇっ!?そ、そんなの酷い!…プロポーズはして貰うものよ!自分がプロポーズしてどうするのよ~」
会長さんが受け取ってしまったブーケは『自分から告白しないと結婚できなくなる呪いのブーケ』かもしれない、という話がアッと言う間に広がってしまい、みんなは貰ってたまるものかと必死になって断ります。そういうわけでミシェル先生が投げてくれた幸せの贈り物には、結局、貰い手がつかなくて。
「…アルトさんとrさんにまで断られちゃった…」
ピンクの薔薇と白い小さな花を束ねてグリーンをあしらったブーケを手にして、会長さんが戻ってきました。
「ぼくがあげるって言っているのに誰も貰ってくれないんだよ」
「だったら、あんたが嫁に行ったらどうだ」
ニヤリと笑みを浮べるキース君。
「ブーケを貰うと次に結婚できるんだろう?…ほら、あそこで教頭先生が見ているぞ。預けっぱなしの婚約指輪を貰いさえすれば、すぐ花嫁になれるじゃないか」
教会の入口に立った教頭先生がブーケを持った会長さんを見つめています。遠目にも分かるくらいに幸せそうな顔をして…。教頭先生の頭の中では、さっき出席してきたばかりの結婚式の新郎新婦が自分自身と会長さんに置き換えられているのでしょう。
「……お断りだね」
会長さんはプイッと教会に背中を向けると、教頭先生から見えないようにブーケを隠してしまいました。
「よく考えてみたら、ここで誰かにあげなくってもよかったんだ。…持って帰ってフィシスにプレゼントすればいいんだよね。フィシスが次の花嫁になるんだったら、誰も文句は無いだろう?」
フィシスはぼくの女神なんだし、と呟いている会長さん。会長さんが貰ったブーケであっても、フィシスさんなら喜んで受け取ることでしょう。きっとそれが幸せのブーケの一番正しい使い方。呪いのブーケと忌み嫌われるより、絶対いいに決まっています。…シャングリラ・ジゴロ・ブルーに身を固める意思があるかどうかは別として。

ブーケの行き先で揉めている間にグレイブ先生とミシェル先生は階段を下りて前庭を横切り、車が止めてある木陰の方へ。祝福の声に送られ、生徒たちの間からも花びらやお米の粒が降り注いで…。
「おーい、先生たちが出発するぞ!」
「グレイブ先生、ミシェル先生、お幸せに~!!!」
グレイブ先生とミシェル先生は黒いオープンカーに乗り込み、にこやかに手を振りながら教会の敷地を出て行きました。披露宴に招かれている先生方も次々に車で出発します。教頭先生が窓越しに会長さんを名残惜しそうに見ていたことに気が付いたのは多分、私たちだけ。
「素敵な結婚式だったね」
「ブーケトスは失敗だったけどね…」
賑やかにおしゃべりしながら帰ってゆくクラスメイトたちに私たちは声をかけ、また会えたことを喜んで。アルトちゃんやrちゃんともお話をして、会長さんが持っているブーケを眺めて笑い合って。グレイブ先生の結婚式はシャングリラ学園の素敵な思い出を1つ増やしてくれました。グレイブ先生、ミシェル先生と末永くお幸せに!…マードック夫妻の新婚旅行は春休みでは慌しいので、夏休みにのんびりクルージングに行くそうです。 




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