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シャングリラ学園シリーズのアーカイブです。 ハレブル別館も併設しております。

シャングリラ学園・解説編

シャングリラ学園シリーズは『本編』と続編の『番外編』で構成されています。
最初に1年間のシャングリラ学園生活(本編)があり、その続編として番外編を書き始めました。
数回で終わるつもりで『番外編』と名付けたのですが、ここまでの長期連載になるのなら『続編』にしておくべきでしたねえ…。

 

≪語り手の存在≫
シャングリラ学園シリーズの本編はアルト様のサイトの特設掲示板での「書き手自身がシャングリラ学園に入学して学校生活を送る」というトンデモ企画から生まれたものです。
ここまで続くと思わなかったため、素直に自分を入学させて「語り手」にしてしまいました。
お読み頂く時には「語り手(文中では『私』)」はオリキャラだと思って頂くのが一番かと。
 

≪オリキャラについて≫
語り手の他に『アルトちゃん』『rちゃん』と保健室の『まりぃ先生』というオリキャラが登場しますが、こちらは本編連載時のノリから生まれたネタキャラ。
『アルトちゃん』と『rちゃん』は生徒会長の愛人リストに名を連ねている特別生。
『まりぃ先生』は生徒会長をネタに妄想イラストを描くのが趣味な貴腐人です。
もう一人、重要なオリキャラが「そるじゃぁ・ぶるぅ」。下の人物紹介を御参照下さい。
 

≪シャングリラ学園という学校について≫
特別生と呼ばれるサイオンを持った生徒と普通の生徒がごくごく自然に混在している学校です。普通の生徒が殆どですが、教職員は全員サイオンを持ち、当然のように長命です。
三百年以上前に私塾のような形でスタート、長老たちは創立当時からの教師。ブルーは最初の生徒の一人なのですが…アニテラと違ってブルーの方が長老たちより年下です。
普通の人間との間で無用な摩擦が起こらないよう、サイオンの存在は隠されています。
 

≪特別生について≫
特別生はシャングリラ学園特有の制度。
入学式の際、生徒会長が新入生全員に向けて思念波を送ります。それに気付いた生徒は特別なフォローを受け、普通なら3年間在学するところを1年で卒業してゆく決まりです。
卒業直後に進路相談会と称してシャングリラ号で宇宙の旅に出発、そこで初めて生徒会長の正体がソルジャーであると知らされます。
進路相談会で「シャングリラ学園の生徒を続ける」道を選ぶと特別生として再入学でき、年を取らない特性を生かして何百年でも在籍可能です。
 

≪キースたちのサイオンについて≫
普通人の筈のキース、サム、スウェナの三人もサイオンを持ち、特別生になっています。
「そんな反則がアリなのか?」と言われそうですが、「そるじゃぁ・ぶるぅ」の特殊な力で可能。
現在ではジョミーたちの両親もその力のお蔭でサイオン持ちです。
 

≪シャングリラ号について≫
SD体制下でもないのにシャングリラ号という宇宙船があるのは「備えあれば憂いなし」という考えの下に建造されたから。万一、迫害を受けるような事態になればシャングリラ号は箱舟になる予定ですが、そんな展開にはなりません。


【主な人物紹介】

≪ブルー≫
シャングリラ学園の生徒会長で創立当時から三百年以上、在籍している。
三百年以上前に火山の噴火で海に沈んだアルタミラの生まれ。噴火の巻き添えになった家族や島の人々を供養するため、後に出家して伝説の高僧に。高僧の証の緋色の衣が御自慢の品。
高僧としての名前は『銀青(ぎんしょう)』。ただし、坊主頭だと女性にモテないため、一度も剃髪したことがない。修行中はサイオニック・ドリームで坊主頭に見せかけていた。
 

≪そるじゃぁ・ぶるぅ≫
アルト様のサイトのペット、「そるじゃぁ・ぶるぅ」から派生したキャラ。
ブルーの願いが生み出した分身らしいが、今や立派な弟分。外見は小さな子供で、青い卵から生まれてきた。6年に一度、卵に戻って0歳からやり直すため、6歳になることは決して無い。家事万能で料理が得意。
シャングリラ学園のマスコットであり、サイオンを隠さずに使える唯一の存在。ただしサイオンという名称ではなく「御利益」だの「不思議パワー」だのと形容される。また、「手形」という特殊能力があり、手形を押された人間はサイオンを持つようになるらしい。
生徒会室の奥に秘密の部屋を持ち、サイオンを持った人間のみが入室可能。
「どんな姿か見てみたい」方はこちらへ→そるじゃぁ・ぶるぅ誕生秘話(画像あり)
「手形について知りたい」方はこちら→シャングリラ学園豆知識

≪キース≫
元老寺(げんろうじ)の跡取り息子で父はアドス和尚、母はイライザ。
寺を継ぐことに反発していたが、生徒会長の緋色の衣に触発されて坊主の道を志す。シャングリラ学園を1年で卒業した後、特別生と二足の草鞋で仏教学を学びに大学へ。
坊主頭に激しい抵抗があり、ブルー同様、サイオニック・ドリームで誤魔化している。
 

≪サム≫
ブルーに惚れており、ブルーの好意で公認カップルを名乗る身である。とはいえ、ブルーはノーマルなので仲が進展することはない。ブルーの家へ朝のお勤め(朝の勤行。いわゆる読経)に行くのがデート代わり。それが高じて出家までしたが、剃髪はしていない。
 

≪ジョミー≫
ブルーと「そるじゃぁ・ぶるぅ」の二人を除けば唯一のタイプ・ブルー。ただし大した能力は無く、ブルーに勝手に「有能な後継者候補」呼ばわりされて強引に出家させられてしまう。サムと同様、剃髪はせず。
ちなみにブルーは非常に元気で、後継者など全く必要ない。
 

≪シロエ≫
元はキースの後輩だったが、キースをライバル視する余りに同じ年にシャングリラ学園の入試を受けて見事合格。同学年になったものの、本来は下の学年という意識があるためキースたちを呼ぶ時は「先輩」とつける。
機械いじりが趣味の柔道少年。キース、マツカと共に柔道部に所属。
 

≪マツカ≫
大財閥の御曹司。新入生歓迎行事のエッグハントの際、誘拐対策としてスタンガンなどを持っているのが明らかになり、キースに「心身を鍛えた方がいい」と柔道部への入部を勧められる。素直に入部し、キース、シロエとセットで柔道部三人組と呼ばれることに。
 

≪スウェナ≫
元ジャーナリスト志望。年を取らない人間になったと知らされた時点で記者になるのは断念した。
 

≪フィシス≫
ブルーが「女神」と呼ぶ恋人。海に沈んだブルーの故郷、アルタミラの記憶を先祖から受け継いでいる占いの名手。生徒会長と同じマンションに住む(部屋は別のフロア)。リオと共に生徒会の役員であるが、役職は不明。リオは書記ながら生徒会の全ての仕事を引き受けている。
 

≪ハーレイ≫
シャングリラ学園の教頭で柔道部顧問。柔道十段。古式泳法の達人でもある。ブルーに三百年以上も片思いしている気の毒な人だが、ブルーだけを受け持つ担任という美味しい立場も。
甘い食べ物とスピードが苦手。ブルーが新学期の度にプレゼントしてくれる紅白縞のトランクスを愛用。ブルーに仕掛けられた悪戯の副産物として「バレエが踊れる」「凄腕のエステティシャン」などの特技を持つ。
シャングリラ号では本物のキャプテン。
 

≪長老たち≫
シャングリラ学園を束ねる文字通りの長老。
ゼルは剣道と居合の達人で大型バイクにも乗り、その走りの凄さから『過激なる爆撃手』の異名を取る。料理が趣味で、学食で特別生だけに供される隠しメニューのお菓子は『ゼル特製』として大人気。
シャングリラ号での役職はアニテラと同じ。
 

≪グレイブ≫
ジョミーたちが属する1年A組の担任。サムとシロエは普通の1年生だった頃にはC組だったが、特別生になった段階でA組に移された。1年A組には行事の度にブルーがやって来て騒ぎになるため、担任になると特別手当が出るらしい。
ジョミーたちが一度卒業した年の春に同僚だったミシェルと結婚、愛妻家という側面も。年齢は百歳を軽く超えている。
 

≪ドクター・ノルディ≫
大病院を経営しているブルーの主治医。二百歳超の男色家で遊び人。ブルーに御執心で隙あらば手を出そうとするため、エロドクターと呼ばれる。
 

≪ソルジャー≫
SD体制下の世界に住むブルーのそっくりさん。名前は無論、ソルジャー・ブルー。生徒会長とは違って自分の世界のハーレイと両想い。シャングリラ学園の世界に遊びに来ては騒ぎを起こすトラブル・メーカー。
モデルはアルト様のサイトの仁王立ち長。
 

≪キャプテン≫
ソルジャーの恋人で教頭先生のそっくりさん。名前は当然、ウィリアム・ハーレイ。時々、ソルジャーに引っ張られてシャングリラ学園の世界にやってくる。
モデルはアルト様のサイトのヘタレ船長。
 

≪ぶるぅ≫
ソルジャーやキャプテンと一緒に暮らしている「そるじゃぁ・ぶるぅ」のそっくりさん。タイプ・ブルーだが、力を全開に出来るのは三分間だけ。頭の中には悪戯と食べ物のことしか無いらしい。
モデルはアルト様の短編に出てくる「ぶるぅ」。





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