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シャングリラ学園シリーズのアーカイブです。 ハレブル別館も併設しております。

大切な誕生日

 青い地球の上に生まれ変わって再会を果たしたハーレイとブルー。
 しかしブルーは十四歳を迎えたばかりの少年であって、ハーレイはブルーの学校の教師。いくら前世の記憶があっても家は別々、立場もあくまで教師と生徒だ。
 再会した時にブルーが起こした原因不明の大量出血。聖痕現象と診断されたそれの再発を防ぐという名目の下に頻繁に会えるよう配慮はされたが、二人一緒に過ごせる時間はとても少ない。
 毎週末の土曜と日曜、後はハーレイの仕事が早めに終わった時にブルーの家を訪ねる程度。
 そういう生活が始まった最初の週末は呆気なく終わり、次の週末まではハーレイの来訪も無し。学校で顔を合わせるだけの日々に、ブルーは毎夜一人で涙を零した。
 前の生では毎日会えて、恋人同士の時間を過ごしたハーレイ。そのハーレイに自由に会うことも出来ないだなんて、今の生はなんと寂しいのかと。



 けれど時間はきちんと流れて、また週末が巡って来た。土曜日の朝、ブルーは先日までの塞いだ気分もすっかり吹き飛び、いそいそと部屋を掃除して。
 ハーレイと二人で向かい合うためのテーブルと椅子の位置を整え、首を長くして来訪を待った。窓から下を見下ろしていれば、颯爽と歩いてくるハーレイ。やがて門扉のチャイムが鳴って、母が出てゆく。ハーレイを案内してきた母は、紅茶と焼き菓子をテーブルに置くと。
「ハーレイ先生、ブルーをよろしくお願いします」
「すみません、こちらこそお世話になります」
 挨拶が済んで、母の足音が階段を下りて消えていった。それを待ち兼ねていたブルーは椅子から立ってサッと移動し、ハーレイの膝に腰掛ける。
「またか。…まったく、お前は甘えん坊だな」
「だって…。ハーレイと会える日は殆ど無いもの、学校ではハーレイ先生だもの」
「分かった、分かった。ついでに長い長い間、俺に会えなかったから寂しいわけだな」
「うん…」
 だけど会えた、とブルーはハーレイの広い胸に頬を擦り寄せた。
「…メギドに向かって飛んだ時には、もう会えないと思ってた…。いつかハーレイの命が尽きたら会えるかもとは思っていたけど、まさか生きて地球で会えるなんてね…」
「そうだな、まるで奇跡のようだ。俺もお前に会えて嬉しい。もう一度、生きたお前に会えて」
 ハーレイはブルーを強く抱き締め、その小さな背を撫でてやる。前の生で死が待つメギドへ飛び去った時は、今よりも大きかったブルーの背中。それを見送るしかなかった辛さが、深い悲しみが小さなブルーの温もりに溶けて癒されてゆく。
 十四歳のブルーは小さいけれども、その存在には前の生のブルーと変わらぬ確かさがあって。
「…うん、小さくてもお前はお前だ」
 俺のブルーだ、と語りかける声にブルーの心も暖かくなる。
 そうだ、自分は帰って来た。誰よりも愛し、求め続けたハーレイの強くて逞しい腕の中に。



 ハーレイの胸に甘えていたら、「お茶も飲めよ」と促された。
「お母さんが来た時に置きっ放しはどうかと思うぞ、それに俺だってこれでは飲めない」
「頑張ってみれば? ぼくの頭に零さないように」
「生憎と零さない自信はないな。頭から紅茶を被りたくなきゃ、早く椅子に戻れ」
「……うん…」
 もう少しハーレイの膝の上にいたかったけれど、紅茶を飲まずに放っておくのも母に悪いし仕方ない。ブルーは名残惜しげにハーレイから離れ、テーブルを挟んで向かい合った。
 すっかり冷めてしまった紅茶をコクリ、コクリ、と飲んでいると。
「お前、三月生まれだったのか。小さいわけだな」
 不意にハーレイが口にした言葉がブルーの神経を逆撫でする。
「小さいっていうのは余計だってば!」
 それが今のブルーの一番の悩み。十四歳の小さな身体になっているせいで、せっかくハーレイと再会したのにキスすら許して貰えない。とにかく急いで育たなければ、と焦っているのに、キスを禁じたハーレイの口から小さいだなんて聞きたくもない。
 そんな心を知ってか知らずか、ハーレイはまたしても笑いながら言った。
「おまけに三月の一番末とは恐れ入った。本当に一番のチビってわけだな、学年一の」
「チビは酷いよ!」
 ハーレイの言う通り、ブルーは学年の中で一番小さい。背丈もそうだが、年齢も同じ。遠い昔は春に新年度が始まる学校は四月一日に生まれた者までを「早生まれ」と呼び、前年に生まれた子供たちと同じ学年に組み入れたと聞く。それが今では三月末まで、つまりブルーが一番幼い。
 前は大して気にしなかったし、成績だって悪くないから問題無いと考えていた。それがハーレイと再会してから大問題へと発展する。小さいことはマイナスでしかなく、恋の大きな障害で。
(…ハーレイにチビって言われるだなんて…。ホントのことでも酷すぎだってば!)
 身体もチビなら年齢も学年一番のチビ。それをわざわざ指摘せずとも…、と恨みがましく恋人を睨み付けていて気が付いた。
 背丈はともかく、自分の誕生日。三月末に生まれたことなど、まだハーレイには話していない。
 ハーレイは何処で知ったのだろう?
 自分は話していないけれども、父か母が知らせていたのだろうか?



 教えるよりも前に知られてしまった誕生日。
 そういう話題を持ち出さなかった自分が悪いが、なんだか少し悲しい気がする。この地球の上にいつ生まれて来たのか、生まれ変わった生を生き始めたのか。
 前の自分の悲しすぎた最期が奇跡に変わった大切な日が今の誕生日。それに相応しく、新しい生への感謝と思いとをたっぷりとこめて、ハーレイにそっと教えたかった。
 ぼくはこの日に生まれたんだよ、と。
 しかし、今更どうにもならない。ハーレイは知ってしまったのだし…。ブルーは心の中で小さな溜息をつくと、向かい側に座る恋人に尋ねた。
「ハーレイ、ぼくの誕生日を誰に聞いたの?」
 父か、それとも母なのか。どちらかだろうと思ったのに。
「ん? 学校のデータベースがあるだろうが」
 ハーレイの答えはブルーが予想していた以上に呆気なさすぎるものだった。よりにもよって教師だったら誰でも見られるデータベースとは酷すぎる。
 今の自分が生まれて来た日を、生まれ変わって来た奇跡のその日をデータベースで知るなんて。いくらハーレイの仕事が教師で、日常的な作業の一つであってもあんまりだ。誕生日のことは直接尋ねて欲しかった。そしたら心躍らせながら、奇跡の日を教えられたのに…。
「………。調べるよりも前に訊いて欲しかったな」
 ポツリと不満を零すブルーに、ハーレイが不思議そうな顔をする。
「なんだ、それは。誕生日にプレゼントを贈って欲しい、と強請る女の子でもあるまいし…って、お前は俺の恋人だったか」
「そうだよ! 酷いよ、勝手に調べただなんて!」
 ブルーは八つ当たりじみた感情をハーレイにぶつけ、「すまん」とハーレイが謝った。
「すまない、俺が悪かった。…だがな、言い訳にしか聞こえんだろうが、お前のことを知りたくてやったことなんだ。…今のお前がいつ生まれたのか、知りたくなったら止まらなかった」
 教師失格だ、とハーレイは詫びる。生徒の個人情報欲しさにデータベースにアクセスした、と。
「…すまない、ブルー。…もう二度とやらん。それに俺はお前の誕生日だけしか見ていない」
 他のデータは何ひとつとして見なかった、と謝り続けるハーレイは嘘をついてはいない。それが分かるから、ブルーはハーレイを責めようなどとは思わなかった。
 ハーレイはほんの少し急ぎ過ぎただけ。ブルーに訊きに来るよりも先に、自分だからこそ出来る手段で一刻も早くと急いで知ってしまっただけだ。
 寂しい半面、それも嬉しい。仕事上の禁忌を侵してまでも、知りたいと思ってくれたのだから。



 ハーレイが謝って、ブルーが咎めずに微笑んで。
 誕生日の件が一段落した時、母が来てお茶のセットを入れ替えていった。昼食前だからお菓子の追加は無かったけれども、温かい紅茶が湯気を立てるカップを眺めてハーレイが呟く。
「しかしだ、誕生日がきちんとあるっていうのは嬉しいもんだな」
「…えっ?」
 何のことか、とブルーは小さく首を傾げた。誕生日は誰でも持っているもので、ついさっきまで自分の誕生日を巡って危うく喧嘩の危機だったのに…。
 するとハーレイが「そうか…」と鳶色の瞳を曇らせた。
「そういえばお前、知らないままで逝っちまったか…。自分が生まれた日がいつだったのか」
「…何の話?」
「前のお前だ。…前のお前は誕生日なんか無かっただろうが」
「あっ…!」
 そう言われるまで気に留めたことすら無かった事実。ソルジャー・ブルーであった自分は誕生日など知りもしなかった。成人検査を受けた日までは誕生日は確かに在ったのだろうが、アルタミラでの長く苦しかった日々の中で記憶から零れ落ちてしまい、二度と戻りはしなかった。
 けれど、目の前のハーレイの顔。もしかしたらハーレイは知ったのだろうか? 前の自分がいつ生まれたのか、それを知る機会があったのだろうか?
「…ハーレイ…。ハーレイ、ぼくの誕生日を知ってるの? ソルジャー・ブルーの誕生日を」
 恐る恐る口にしてみた疑問に、ハーレイは「ああ」と頷いた。
「……アルテメシアを落とした時にな、あそこのデータベースに入っていたんだ」



 そしてハーレイは教えてくれた。
 前の生でのぼくの宿敵、テラズ・ナンバー・ファイブが後生大事に抱え込んでいたデータの山。其処にはアルタミラでぼくたちが失くしてしまった沢山の記憶が詰め込まれていて、生まれた日のデータもその中に在った。
 ソルジャー・ブルーだったぼくの誕生日に、キャプテン・ハーレイの誕生日。
 それから顔も思い出せない養父母の名前や写真などもあって、育った家までも分かったらしい。
 ハーレイが前の生で見て記憶したそれを、ぼくにも伝えてくれたのだけれど。サイオンを使って映像までをもちゃんと渡してくれたのだけれど、なんだか、なんて言うんだろう…。
 まるで実感が湧かなかったし、養父母の名前も姿も育った家すらも、全然ピンとこなかった。
 もっと感動の出会いと言うのか、そういうものを期待したのに、他人事のように思えてしまう。どうしてだろう、と考えたけれど、実感を伴っていない記憶だから?
 自分が生まれた季節すらも記憶に全く無かったのだから仕方ない。…それにとっくに死んだ後で聞いても、まるっきり意味が無いような…。
 そう言ってみたら、生きていた頃にデータを見たハーレイがその時に抱いた感想も全く同じで、ちょっと可笑しかった。
 やっぱり失くしてしまった記憶は「忘れる」のとはまるで違うのだろう。忘れたことなら機会があったら思い出せるし、その時に感じた光や匂いも鮮やかに蘇るものなのに…。
 ソルジャー・ブルーだったぼくは誕生日さえも失くしてしまって、その日を聞いても特別な日という気がしない。確かにぼくが生まれた日なのに、明日にはすっかり忘れていそうだ。
 でも、今のぼくにはちゃんと本物の誕生日があって、生まれた季節も毎年きちんと巡って来る。パパとママが誕生日のケーキや御馳走を用意してくれて、季節までがぼくを祝ってくれる。
 冬の間中、寒そうに縮こまっていた草木が一斉に芽吹く春。
 あちこちで桜の花が開き始めて、もう少しすれば郊外の野原はレンゲやスミレで一杯になる。
 花いっぱいのぼくが生まれた季節。
 身体の弱いぼくが寒さで凍えないよう、神様が暖かくなる春を選んで送り出してくれた。ぼくにそう話してくれたのはママで、小さな頃は本気で信じていた。
 そして今また、「そうかもしれない」と思ってしまう。
 神様はハーレイに会わせてくれたから。ソルジャー・ブルーだった頃のぼくが焦がれた青い星の上で、ぼくはハーレイに会えたのだから……。



 そんなことをつらつらと考えた後で、ハタと気付いた。ぼくの今の誕生日もハーレイに知られてしまっているのに、ぼくは今のハーレイの誕生日を知らない。キャプテン・ハーレイの誕生日なら話のついでに聞いたけれども、肝心の今のを聞いてはいない。
 だから急いで訊こうと思った。大好きなハーレイの誕生日だもの、絶対に聞いておかないと…。
「ねえ、ハーレイ。…今のハーレイの誕生日はいつ?」
 直ぐに答えが返って来ると信じていたのに、ハーレイときたら、ニヤリと笑った。
「当ててみたらどうだ? 出来るモンなら、俺の心を読んでもいいぞ?」
「えっ?」
 どうやらハーレイは本気らしくて、笑みを浮かべたままで黙っている。それならそれで、と普段使わないサイオンをハーレイの心に向かって精一杯集中させてみた。
「んーと…。……えーっと……」
 思わず声が出てしまうほどに頑張ってみても、表層意識の欠片も見えない。前の生のハーレイの心もそう簡単には読めなかったけれど、今も全然読み取れやしない。もっとも、ぼくは前と違って凄い力を持ってはいないし、サイオンの使い方さえ覚束ないほんの十四歳に過ぎない子供で…。
「どうした、ブルー。もう降参か?」
 からかうようにハーレイが腕を伸ばして、ぼくの額を指先で軽く突っつく。
「うー…」
「ほらほら、ガードを少し緩めてやったぞ、少しは読めたか?」
「読めるわけないよ!」
 ハーレイが緩めたガードとやらも突き抜けられない今のぼく。鉄壁の要塞みたいに固い心の表面すらも読めはしなくて、降参するしか術が無かった。
 これで教えて貰えるだろう、と白旗を掲げたぼくにハーレイは尚も笑顔を崩しもせずに。
「だったらカンで当ててみろ。お前、予知能力は昔から皆無に近かったがな」
「ええっ?!」
「当たるまで気長に付き合ってやるさ。たまにはゲームも楽しいもんだ」
 ゲームと言われて思い出した。前の生でハーレイと二人で遊んだゲーム。羽根ペンが好きだったハーレイはゲームもレトロなボードゲームが好みで、チェスとかオセロ。囲碁なんかもした記憶がある。そういう時間は懐かしいけれど、誕生日を当てるゲームだなんて…!



 当てられる気が全くしないハーレイの今の誕生日。ヒントも無ければ手がかりも無しで、何処をどうすれば辿り着けるのか分からないままに考えてみる。
 神様がぼくに選んでくれた誕生日は暖かい春が訪れる時期。ハーレイにはいつを選んだだろう?
 前の生でも丈夫だったハーレイは今もそっくり同じに丈夫で、スポーツなんかも大好きで。柔道や水泳が得意なほどだし、特に季節を選ばなくても何処でも元気に育てたと思う。
(うーん…。ホントに真冬でも平気そうだよね)
 だったら季節はアテにならない。でも…。
(似合う季節なら夏だと思うな)
 うららかな春と違って、何もかもが眩しく輝く季節。抜けるような青空と、ぽっかり浮かぶ白い雲とが頭上に広がり、影が一番小さくなる夏。
 ハーレイには影は似合わない。前の生でも忍び寄って来る不安という名の影をその身一つで払うかのように、いつだって前を向いていた。だからきっと、今のハーレイも…。
「…もしかして、夏?」
 思い付きだけで言ってみたそれに、ハーレイが目を丸くした。
「なんで分かった?」
「お日様が似合いそうだから」
 ふふっ、と笑って「当たっちゃったね」と言えば「やられたな…」と、ぼくの大好きな笑顔。
 ハーレイの笑顔はとても明るい。大きな身体も、大好きでたまらない声も、明るい夏の日射しがよく似合う。そうか、今のハーレイは夏生まれなんだ…。
「ねえ、七月? それとも八月?」
 ハーレイは笑って見ているだけ。でもきっと、夏の真っ盛り。そう思ったから。
「じゃあ、八月!」
「ほう…。なかなかにいいカンしてるな、だが、流石に日までは分からんだろう?」
 ゲームは此処まで、とハーレイが告げて。



「同じ八月でも初めだったら良かったんだがな、生憎と俺は終わりの方なんだ。夏休みの終わりが見える頃だな、そいつがとても残念だった」
 そう語るハーレイの瞳は懐かしそうに昔を振り返る目で。
「お前くらいの年の頃には、もうちょっと八月が延びないもんかと本気で祈ったこともあったな。そうさ、宿題が終わらなかったんだ。…お前にはそれは無さそうだがな」
 夏休みの宿題と戦うハーレイ。それは全然想像出来ない。ぼくが知っている一番若いハーレイの姿は青年だったし、体格も今と殆ど同じ。子供のハーレイってどんなのだろう、と考えながらも、追究することは忘れない。ぼくが本当に知りたいことは…。
「それで、いつなの? ハーレイの今の誕生日って」
「八月の二十八日さ。あと三日しか夏休みが無い」
「あははっ、そうだね!」
「そうだろう? 実に悲惨な子供時代だった」
 上の学校へ行ったら夏休みがググンと延びたんだがな、とハーレイが笑う。
 柔道と水泳、どっちもやりたくて行った学校の夏休みはうんと長かったらしい。そこでハーレイは先生になれる資格を貰って、先生になって。
 それから幾つもの学校で教えて、二週間前にぼくの学校に来た。ぼくも今年の春に入学した。
 まるで最初から見えない糸で繋がっていたかのように、ぼくたちは出会ったのだけど…。
(…ぼくもいつか上の学校に行くのかな?)
 ハーレイは好きな道を進んで今日まで歩いて、ぼくが居る学校へやって来た。
 そんな風にぼくも何処かへ歩いて行くのだろうか、と考えてみたけど分からない。
(…ぼくって、何になるのかな? ハーレイみたいに先生とか?)
 先生のぼくも、パパみたいに会社に出掛けるぼくも、なんだか想像がつかないけれど…。
 だけど、これだけは分かってる。
 上の学校へ行っても行かなくっても、どんな未来になったとしても、必ずぼくが歩いて行く道。
 そこにはハーレイがぼくと一緒に立ってて、手を繋いで二人、歩いて行くんだ。
 三月はぼくの、八月はハーレイの誕生日が来て、ケーキを買って、お祝いをして。
 そうやって何処までも、何処までもぼくたちは歩いて行く。
 前の生ではぼくが繋いだ手を離したけれども、今度こそ絶対に離れないから……。




         大切な誕生日・了

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